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ホームページにGoogleマップを載せるには?地図・住所・経路案内を整える

10 分前
読了時間: 8分
ホームページにGoogleマップを載せる方法と、地図・住所・経路案内の整え方


店舗や事務所への来訪がある会社にとって、アクセス情報は問い合わせ直前の不安を減らす大切な案内です。Googleマップを1枚埋め込むだけでも場所は伝わりますが、それだけでは住所をコピーしにくかったり、スマートフォンで経路検索へ移りにくかったりします。

ホームページでは、地図・住所・経路案内を別々の役割として組み合わせるのが実用的です。この記事では、Googleの公式仕様をもとに、載せ方と公開前の確認項目を整理します。特定の制作ツールに依存しない考え方なので、Wix、WordPress、Studioなどでも使えます。

地図だけでなく、住所と経路案内をセットにする

来訪者が知りたいことは「どの辺にあるか」だけではありません。建物名や階数、最寄り駅からの進み方、車で入れる入口まで分からないと、現地の近くで迷うことがあります。埋め込み地図は周辺の位置関係を見るのに向き、住所の文字情報は検索やコピーに向きます。経路リンクは、今いる場所から目的地までの案内を始める入口になります。

表示要素

主な役割

載せるときの注意

住所の文字情報

所在地を検索・コピーできる

郵便番号、建物名、階数まで記載する

埋め込み地図

周辺との位置関係を把握できる

ピンが入口や対象施設を指すか確認する

Googleマップへの経路リンク

スマートフォンでルート案内へ移れる

目的地を固定し、ボタン名を具体的にする

ビジネス プロフィール

Google検索・マップ上の店舗情報を整える

サイトと名称・住所・営業時間をそろえる

この4つをすべて大きく見せる必要はありません。アクセスページでは詳しく、フッターや問い合わせページでは住所と短いリンクに絞るなど、ページの目的に合わせて情報量を変えると読みやすくなります。

最初に、住所と地図上のピンをそろえる

地図を載せる前に、ホームページ、Google ビジネス プロフィール、会社案内や予約メールで使っている住所を見比べます。表記ゆれそのものより、番地、建物名、部屋番号、階数の欠落がないかを優先して確認してください。Googleの公式ヘルプでも、住所は番地まで入力し、建物・部屋番号・階数を含めるよう案内されています。

次にGoogleマップで施設名を検索し、ピンが正しい建物や入口付近を指しているか確認します。住所がシステムで認識されない場合は、ビジネス プロフィール上で地図のピンを調整できます。テナントが多いビルでは、建物名だけでなく「○階」「受付は正面入口から」といった補足をホームページに添えると、到着後の迷いも減らせます。

Google ビジネス プロフィールの情報を変えた直後は、反映まで時間がかかる場合があります。公式ヘルプでは通常10分ほど、場合によっては30営業日ほどかかるとされています。移転や新店舗の公開では、プロフィールの反映を待つだけでなく、ホームページ側の案内も同時に確認しましょう。

Googleマップをホームページに埋め込む手順

Googleマップのパソコン版では、表示したい場所を開き、「地図を共有または埋め込む」から「地図を埋め込む」を選び、HTMLをコピーできます。経路画面でも共有メニューから埋め込み用HTMLを取得できます。ホームページの編集画面にHTML埋め込み機能がある場合は、コピーしたコードを貼り付けて表示します。

公開前には、地図の中心、ズームの広さ、ピンの施設名を必ず確認します。周辺道路が分からないほど拡大されていたり、反対側の建物を指していたりすると、地図があることでかえって迷わせます。PCだけでなくスマートフォンでも開き、横にはみ出さないこと、指でスクロールするときに地図だけが動いて操作しづらくならないことも見ておきます。

埋め込みコードを使えない更新環境では、地図のスクリーンショットで代用するより、住所とGoogleマップへのリンクを組み合わせる方が更新しやすくなります。地図画像は道路や施設情報が古くなりやすく、クリックして経路案内へ進む動線も別に用意する必要があるためです。

スマートフォン向けに経路リンクを用意する

Google Maps URLsを使うと、ウェブサイトからGoogleマップを開き、検索やルート表示を実行できます。Googleの公式ドキュメントでは、Maps URLの利用にAPIキーは不要とされています。Android、iOS、パソコンで共通のURLを使え、アプリが利用できる端末ではアプリ、そうでない場合はブラウザで開きます。

経路案内の基本形は「https://www.google.com/maps/dir/?api=1&destination=目的地」です。実際に設置するときは、目的地の施設名や住所をURLエンコードします。出発地を指定しなければ、端末の位置情報を利用できる場合は現在地が起点になります。施設を取り違えたくない場合は、Googleの公式仕様にあるプレイスIDの利用も検討できます。

リンクの文言は「地図はこちら」より「Googleマップで経路を見る」「現在地からの行き方を確認」の方が、押した後の動きが伝わります。電話予約が多い業種では、スタッフが案内しやすい最寄り駅名や出口番号もリンクの近くに書いておくと便利です。

ページごとに案内の深さを変える

トップページは、場所の概要と次の行動を短く

トップページに地図を置くなら、住所、最寄り駅、経路リンクまでをひとまとまりにします。営業時間や電話番号まで大量に詰め込むより、詳しいアクセスページへのリンクを添えた方が、ページ全体の流れを保ちやすくなります。来店予約が主要な目的なら、地図の近くに予約ボタンを置き、行き方を確認した人がそのまま次へ進めるようにします。

アクセスページは、迷いやすい場所を言葉で補う

アクセスページでは、駅からの徒歩ルート、利用しやすい出口、目印、ビルの入口、階数、駐車場や駐輪場の有無まで案内できます。写真を載せる場合は、改札から入口までの要所に絞ると読みやすくなります。地図の下に長い説明を置くより、「電車」「車」「徒歩」のように手段別に分ける方が必要な情報を探しやすくなります。

問い合わせページは、送信後の来訪を想定する

問い合わせページでは、相談方法がオンラインか来訪かを明確にします。来訪が必須でなければ、地図より先にオンライン対応の可否を書いた方が親切です。送信完了メールや予約確認メールにも同じ住所と経路リンクを載せ、ホームページと案内内容が食い違わないようにします。

非店舗型ビジネスは住所の公開範囲に注意する

訪問サービスや出張型の事業など、顧客対応を行う店舗がない場合は、個人宅や事務所の住所を一律に公開する必要はありません。Googleの公式ヘルプでは、住所を表示しない設定は非店舗型ビジネスの場合のみ推奨され、住所を非表示にするとビジネス プロフィールにはサービス提供地域が表示されます。

一方、来店を受け付ける店舗では、所在地を正確に表示し、ホームページの住所と一致させます。バーチャルオフィスやコワーキングスペースには利用条件があるため、ビジネス プロフィールを登録する前に公式ガイドラインを確認してください。ホームページでの公開範囲は、来訪可否、プライバシー、安全面を踏まえて決めます。

公開前に確認したい10項目

次の項目は、担当者がスマートフォンを持って実際に現地へ向かうつもりで確認すると見落としにくくなります。

1.住所に郵便番号、番地、建物名、階数がそろっている

2.地図のピンが正しい建物または入口付近を指している

3.施設名で検索したとき、同名の別店舗へ誘導されない

4.経路リンクを押すと、意図した目的地が表示される

5.スマートフォンで地図が画面幅からはみ出さない

6.最寄り駅の出口、徒歩分数、目印が現在の状況と合っている

7.車で来る人向けに駐車場、進入口、右左折の制限を説明している

8.車椅子やベビーカー利用者に必要な入口・エレベーター情報がある

9.ホームページとビジネス プロフィールの名称・住所・営業時間が一致している

10.移転、工事、駅出口変更があったときの更新担当が決まっている

店舗数が多い場合は、店舗名、住所、地図URL、経路URL、確認日を一覧で管理すると更新漏れを防ぎやすくなります。年1回の定期確認に加え、移転、営業時間変更、周辺工事のタイミングでも見直してください。

地図は「着けるかどうか」で仕上げる

ホームページのGoogleマップは、飾りではなく来訪を支える案内です。住所を文字で読めるようにし、周辺を把握する埋め込み地図と、現在地から移動できる経路リンクを組み合わせます。そこに入口や階数、駅出口といった現地で必要になる一言を足せば、初めて訪れる人にも分かりやすくなります。

まずは自社のアクセスページをスマートフォンで開き、経路リンクから実際の目的地まで進めるかを確かめてみてください。地図が正しくても、最後の50メートルで迷う情報が抜けていれば改善の余地があります。

免責事項

本記事は2026年9月23日時点のGoogle公式情報をもとにした一般的な解説です。サービスの画面、仕様、利用条件は変更される場合があります。ビジネス情報や住所の公開にあたっては、最新の公式ヘルプと自社の安全・プライバシー方針をご確認ください。

主な出典

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