
競合を知ると、自分のやるべきことがわかる
もしあなたがホームページで集客をしようとするのならば、競合やモデルを探すことから始めるのをおすすめします。
税理士さんに関わらず、多くの場合、競合やモデルの調査をせずにホームページを立ち上げてしまいます。
そんな時に陥りがちなのが、売り手目線のまま、一方的にサービスの良さを伝えようとするホームページを作ってしまうことです。
競合やモデルを調べることは、あなたを売り手目線から買い手目線にし、誰に、何を、どんなメッセージで売るべきかのヒントを提供してくれます。
ぜひ、これからホームページを立ち上げるのであれば、競合やモデルを探すことから始めてみてください。
もし、あなたが既にホームページを立ち上げているのなら、今からでも遅くはありません。
競合やモデルのホームページをチェックし、誰に、何を、どんなメッセージで売るべきなのか見直してみてください。
きっとたくさんの気づき、アイデアが得られるはずです。
今日は、税理士さんが正しく競合やモデルとなるホームページを見つける方法と、ホームページの内容を見る時のポイントについてお伝えさせて頂きます。
正しい競合の探し方。3つの質問
まず、以下の手順にしたがって、あなたにとっての正しい競合を見つけてください。
質問① あなたがホームページから獲得しようとしているターゲットは、どんな悩みを持っていますか? 3~5つ出してください。
質問② その悩みを持ったターゲットは、悩みの解決に向けて、どんなキーワードを検索エンジンに打ち込むと思いますか? 3~5つ程出してください。
質問③ 検索エンジンにそのキーワードを打ち込んだ際に、1ページ目に出てくるホームページがあなたの競合です。 リストアップしてください。
競合ホームページの7つのチェックポイント
競合をリストアップした後は、それぞれのホームページの内容をチェックします。
チェックするときには、以下に記す7つの質問に沿ってチェックしてください。
その際に、2つのことを念頭に置きチェックしてください。
それは、
・相手ができていない「勝てそうな部分」を探す
・相手の「さすがだな!」という部分を見つける
です。
それでは早速、質問を見ていきましょう。
質問① どんな人をターゲットにしていますか? ターゲットは絞れていますか?
質問② その人が抱えるどんな悩みを解決しようとしていますか? 悩みを言語化して、ページ上に記載できていますか?
質問③ 悩みを放置すると、どんな悪い状況になってしまうか言及できていますか?
質問④ 悩みを解決するためにどんな内容のサービスを提案していますか?
質問⑤ サービス内容の確かさを信頼させる情報がありますか?
質問⑥ サービスを試しやすいよう、サービス導入のリスクを減らすための提案・工夫はありますか?
質問⑦ サービス導入を今すぐ決断しやすいよう、期限や希少性の訴求はありますか?
いかがでしたか?
きっと、色々と気づきやアイデアがでてきたのでは無いでしょうか。
この質問は、あなたがホームページを作るときに盛り込むべき内容から逆算して作成しました。
ホームページから問合せを出すために必要な7つのチェックポイントと言ってもいいでしょう。
きっと、競合のホームページを見ると、競合ができていないことがわかったり、逆に、参考になったりすることが見つかるはずです。
「誰に対して」「どんな内容を」「どんなメッセージ」で打ち出せば勝てそうかということが見えてきます。
競合チェックが終わった後には、一つでも良いのでサイト改善のアクションを決めましょう。
質問①~⑦は、どの要素が改善されても、問合せを増やす効果があります。
一気に全てを変える必要はありません。
競合のホームページを見ることで、気づいた点、参考になった点を基に、1つずつで構いませんので、ホームページを改善していきましょう。
毎月競合をチェック どんどんホームページを育てていく
一度だけ競合やモデルのホームページをチェックして終わりではなく、できれば毎月、競合やモデルのホームページをチェックすることをおすすめします。
なぜなら、そのたびにあなたはご自身のマーケティングについて考える機会を得ることができるからです。
税理士さんの場合、マーケティングに対する優先順位を低くしてしまうことがよく見受けられます。
しかし、今の情勢では、マーケティングはあなたが今後稼ぎ続けるために必須の業務となってきました。
以前にも増して増えていく税理士の中から、以前にも増して減っていく事業主から選ばれていかなければなりません。
あなたが競合をチェックする度に、マーケッターとしての能力が向上します。
あなたは客観的な買い手目線という視点を手に入れ、どうすれば自分を選んでくれるかを考え、実行する能力が向上していきます。
ぜひ、忙しい合間を縫って、競合やモデルのホームページをチェックしてみてください。
チェックした分だけ、あなたのマーケッターとしての能力が向上し、周りの同業よりも選ばれる確率が高まります。
本日も、最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました!
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