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士業のホームページ制作の手引き。盛り込むべき項目とポイントを解説




 

ー目次ー





 

ホームページを作る前に確認して頂くと良いこと


①「誰に」「どんな行動をとってほしい」のか?


ホームページを見ている方が、こちらが狙った行動を取ってくれる。


これが、ホームページの役割です。


そこで、ホームページを作る前に整理しておくべきことがあります。


それは、「誰に」と、「最終的に取って欲しい行動」です。


目的によって、サイトに掲載すべき内容は変わります。


当社に寄せられるご相談で多いのは以下の2つです。


それは、


①「理想的なクライアントに」「お客さんになってもらいたい」


②「当社の欲しい人材に」「当社で働いてもらいたい」


の2つです。


1つのホームページで、2つの目的を達成することも可能ですし、それぞれ別々にご用意される方もいらっしゃいます。


ホームページの制作に入る前に、是非一度、お考え頂けましたら幸いです。



②どうやってアクセスを獲得していくのか?




ホームページは制作して終わりではありません。


制作してから、より多くの方に見せていく、つまりアクセスの獲得が必要です。


限られているご予算をうまく配分して頂き、ホームページ制作とアクセス獲得をバランスよく実施頂くことをおすすめしています。


例えば、SEO対策でアクセス獲得を目指すのであれば、ブログ機能を用意しておく必要があります。


また、既にあるブログからのアクセス誘導や、WEB広告でアクセス獲得を目指されるのであれば、1枚もののセールスページだけでも良い場合もあります。


作ったホームページに、「どうやってアクセスを獲得するのか?」について、ぜひ、事前にご検討頂けましたら幸いです。




士業のホームページ・サイト制作の手段や作成方法と注意点


限られているご予算をうまく予算配分して頂き、ホームページ制作とアクセス獲得をバランスよく実施頂くことをおすすめしています。


そこで、ホームページ制作についてどのような手段があるかご紹介させて頂きます。



①ホームページ・サイト制作業者に依頼




外部の業者に制作を依頼するパターンです。


メリットは


やってもらえるので楽ちん

デザイン画像を用いた綺麗なホームページを作ることができる


などがあげられます。


デメリットは


アクセス獲得に回せたはずの予算が削られる

修正をしたい場合お願いしなければならない(都度費用がかかる可能性も)


などがあげられます。



②ノーコードサービスなどを駆使して自分で制作



ご自身でも操作できるサービスを使ってホームページ制作をするパターンです。


メリットは


アクセス獲得に回せる予算が増える

都度ご自身でホームページを修正することができる


などがあげられます。


デメリットは


操作方法の学習や作業に手間や時間がかかる

デザイン性の高いホームページを作ることが難しい


などがあげられます。



士業のホームページ・サイト制作を外注するとどのくらい?



ホームページ・サイト制作の費用について、よくある金額をご紹介させて頂きます。


始めてホームページを制作される方で多いのが、トップページと下層ページを5つ程度、そしてブログ機能を兼ね備えたホームページです。


この場合は、原稿をご自身で用意して頂いた場合、安いところで20万円~であれば対応してくれるところは見つかるでしょう。


1ページの縦に長いセールスページは、原稿をご自身で用意して頂いた場合、安いところで5万円~であれば対応してくれるところは見つかるでしょう。


比較サイトなどで入念に調べて頂くと、さらに安い業者様も出てくることとは思いますが、品質の懸念や、完成までのフォロー・推進力が懸念されます。


そのため、始めて本格的なWEB集客される際は、安すぎる業者様はおすすめしていません。



士業のホームページに載せるべき項目とポイント


それでは、いよいよホームページに掲載すべき項目やポイントについてご紹介させて頂きます。


・ホームページの目的を確認


くどいようで申し訳ございませんが、「誰に」と、「最終的に取って欲しい行動」について、まず整理をおすすめしています。


これが、ホームページの目的となります。



・フロントオファーページの用意


ターゲットに、最終的に取って欲しい行動を、「バックエンドオファー」と表現させて頂きます。


この「バックエンドオファー」につなげるための、バックエンドの一歩手前、「フロントオファー」のご用意をおすすめしています。


フロントオファーは、提供方法によっても様々なものが作れます。


先生の最終目標に一番適したフロントオファーを、ぜひ色々お試し頂けましたら幸いです。


まずは1つ、フロントオファーをご用意頂き、魅力を解説するページを設けましょう。


これが、先生のフロントオファーを24時間宣伝してくれる営業マンとなります。



・見込み客獲得につながるリードマグネットの用意


フロントオファーの見込み客を特定するための、リードマグネットをご用意ください。


これは、無料でご用意されるケースが多いです。


無料レポート、無料動画、無料のメールセミナー、無料の個別相談などの中から検討し、一つリードマグネットをご用意頂きます。


つまり、リードマグネット→フロントオファー→バックエンドオファーという流れで、最終的にお客様を導いていきます。



・社会的証明コンテンツを充実させる


どんなに魅力的なオファーを考え、ページで謳ったとしても、まだ信頼関係が築けていないため、申込につながらないことが予想されます。


そこで大事になるのが、社会的証明コンテンツです。


先生の評判・信頼性を担保することが目的です。


具体的には、お客様の声、メディア掲載、執筆情報などです。


信頼できると思ってもらえるよう、使える社会的証明コンテンツはできるだけ盛り込んで頂けますと幸いです。



・自社開示、自己開示コンテンツを用意


先生業の場合、見ている人は、先生がどんな人か気にしています。


サービス内容はもちろんですが、先生の価値観や考え方は、サポートを受ける側から重視される内容です。


そこで、先生の価値観や、お人柄が伝わるような内容をご用意頂き、紹介するページを設けましょう。


今のお仕事をするに至った経緯や、どのような目的でお仕事をされているか、また、先生のお仕事以外の側面についてもご紹介頂くことで、見ている人に親近感や共感を持って頂けます。


自社開示、又は、自己開示の内容をぜひ入れ込んで頂けましたら幸いです。



・継続的な情報発信を前提とした機能


無料で新規アクセスを獲得し続けるためにブログ機能をおススメしています。


狙ったキーワードでブログ記事を上位表示させ、検索エンジンから継続的にアクセスを獲得できるようになります。


検索エンジンは、悩みが顕在化した方が多いため、サイトに呼び込んだ際に、オファーに反応してくれる可能性が高くなります。


また、新規アクセスを継続的に獲得するために、そして、自社開示・自己開示のコンテンツとしても、ツイッターやインスタ等のSNS運用をおススメしています。


そこで、ホームページからSNSアカウントに飛べるようリンクしたり、SNSの画面をホームページに埋め込んで頂くのもおすすめです。




ホームページ制作はビジネスのオンライン化へのきっかけに


インターネットでサービスを探している方は、サービス提供までオンライン化できる可能性があります。


ホームページ上で決済や、サービス提供までできないか検討ください。


ホームページの制作と合わせてご検討頂きたいのが、オンライン決済サービス、オンライン面談サービス、メール配信サービスなどとの連携です。


ホームページは集客の起点になるのはもちろん、ビジネスモデルも左右する大切な要素です。


制作に入る前に、ビジネスのオンライン化という目的も取り入れて頂くと、効率化や差別化にもつながります。




 

著者Profile

解説:山本雄幸

マーケティング支援の㍿VentureForward代表取締役。

元々は税理士様の集客支援からスタートし士業、コンサル業様のサポート実績多数。

税理士業界では累計3,000件以上の顧問先獲得を支援。

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