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Studioへ移行してSEO評価を落とさないためのチェックリスト

46 分前
読了時間: 7分
Studio移行前に旧URLと301リダイレクトを確認する担当者


Studioへ移行するとき、「デザインは整ったけれど、検索流入が下がらないか心配」と感じる方は少なくありません。とくに、長く運用してきたサイトほど、記事やサービスページ、外部サイトからのリンク、計測設定など、見た目には表れない資産が積み重なっています。

移行で大切なのは、今のサイトをそのまま再現することだけではありません。旧URLと新URLを対応させ、検索エンジンと訪問者が迷わず新しいページへ移れる状態を作ることです。この記事では2026年10月6日に確認したGoogleとStudio.Designの公式情報をもとに、移行前・公開時・公開後の確認項目を順番に整理します。

Studio移行のSEO確認を3つの時期に分ける

移行作業は、公開前の準備、公開日の切り替え、公開後の確認に分けると進めやすくなります。すべてを一度に完璧にそろえる必要はありません。検索流入や問い合わせに関わるページから優先すると、限られた時間でも判断しやすくなります。

Googleは、URLが変わるサイト移転では、旧URLと新URLの対応表を作り、恒久的なリダイレクトを設定し、新旧両方の状態を監視する流れを案内しています。Studioへ移行するときも、この順番を軸にすると、デザイン作業とSEO確認を分けて管理できます。

公開前に旧URLと新URLの対応表を作る

最初に、現在公開されているURLを一覧にします。サイトマップ、Search Consoleの検索パフォーマンス、Googleアナリティクス、サーバーログなどから、検索流入や問い合わせにつながっているページを確認できます。画像やPDFにも外部リンクや検索流入がある場合は、あわせて記録しておくと安心です。

一覧には、旧URL、新URL、残す・統合する・削除するの判断、リダイレクト先、ページタイトル、主な検索キーワード、問い合わせへの貢献などを入れます。すべてのページを同じ深さで確認するのが難しければ、まずはアクセスが多いページ、被リンクがあるページ、サービス・料金・事例・問い合わせページから始められます。

URLを変えずに移せるページは、同じパスを保つ方法が比較的わかりやすい選択です。変更が必要なページは、内容が最も近い新URLへ一対一で対応させます。複数の旧ページを内容の薄いホームページへまとめて転送すると、訪問者が探していた情報にたどり着きにくくなり、Googleからsoft 404として扱われる可能性もあります。

301リダイレクトはStudioの対応範囲も確認する

URLが変わる場合は、旧URLから新URLへの301または308などの恒久的なリダイレクトを使います。Googleは、最終的な移転先へ直接転送し、長いリダイレクトチェーンを避けるよう案内しています。また、リダイレクトは一般に1年以上保つことを推奨しています。

Studio.Designでは、デザインエディタの「リダイレクトページ」で301リダイレクトを設定できます。2026年10月6日時点の公式ヘルプでは、対象はBusinessプラン以上です。転送元には現在のプロジェクトで使うドメインのパスを入力し、転送先にはStudio内外のURLを指定できます。

ただし、CMS記事などの動的ページは、現時点ではリダイレクト元・転送先として選択できないと案内されています。また、.phpで終わるパスは2026年1月以降、Studioのリダイレクトページでは動作しない仕様です。該当するURLがある場合は、旧サーバーやCDN、DNS、リバースプロキシなどStudio外の方法も含めて、公開前に実現方法を確認しておく必要があります。

本文だけでなく検索結果に関わる情報も引き継ぐ

301を設定しても、新しいページの内容が大きく変わっていれば、検索結果が同じ状態で続くとは限りません。移行前後で、タイトル、ディスクリプション、見出し、本文、構造化データ、画像alt、内部リンク、ダウンロード資料を見比べます。文章を全面的に書き換える場合は、CMS移行やドメイン変更と同日に重ねず、段階を分ける方法もあります。

canonicalと公開URLをそろえる

canonicalは検索エンジンへ正規URLを伝える情報です。Studio.Designは、閲覧中のページパスをもとにcanonical URLを自動判定し、タグを追加すると説明しています。公開後はページのソースやURL検査で、canonicalが新しい公開URLを指しているか確認すると安心です。wwwあり・なしや独自ドメインの切り替えも、意図したURLへ統一されているか確認します。

内部リンクと問い合わせ導線をテストする

内部リンク、ナビゲーション、パンくず、サイト内のCTAは、新URLへ直接つなぎます。旧URLを経由するリンクが残ると、訪問者の表示が遅くなり、リダイレクトの確認も複雑になります。フォームは表示だけでなく、テスト送信、担当者への通知、自動返信、完了ページ、広告計測まで確認すると、移行後の問い合わせ漏れに気づきやすくなります。

サイトマップ・Search Console・計測をつなぎ直す

開発中に検索結果へ出ないようnoindexやクロール制限を使っていた場合は、公開時に解除できているか確認します。robots.txtで必要なページを止めていないか、パスワード保護が残っていないかも確認対象です。

Studio.Designのサイトマップは、公開サイトで「https://サイトドメイン/sitemap.xml」に生成されます。サイトマップを有効にし、新しいURLが含まれていることを確認してからSearch Consoleへ送信します。Googleはサイトマップが移転の検出を助けると説明していますが、送信だけでインデックス登録や順位が保証されるわけではありません。

ドメインまたはサブドメインを変更する場合は、Search Consoleで新旧両方のプロパティを確認し、条件に合えば旧プロパティからアドレス変更を送信します。同じドメイン内のパス変更や、httpからhttpsへの変更ではアドレス変更ツールは使いません。URL検査では、重要ページの取得可否、選択されたcanonical、インデックス登録状況を確認できます。詳しい見方は、Search Consoleを月1回確認する記事でも紹介しています。

Googleアナリティクスや広告タグは、公開前後で同じ計測方針になるよう整理します。ページビューだけでなく、フォーム送信、電話タップ、予約、資料ダウンロードなど、集客の判断に使うイベントもテストします。移行前の数値を保存しておくと、公開後の増減が通常の季節変動なのか、計測漏れや流入変化なのかを考えやすくなります。

公開日と公開後に見る項目

公開日は、URL一覧とリダイレクト表を手元に置き、重要ページから順に確認します。旧URLが想定した新URLへ一度で移動するか、新URLが200を返すか、ページがスマートフォンで崩れていないか、フォームや計測が動くかを見ます。公開直後に大きな変更を重ねず、まずは移行の不具合を見つけやすい状態を保つ方法があります。

公開後はSearch Consoleのページインデックス、検索パフォーマンス、サイトマップ、URL検査を確認します。順位や表示回数は一時的に変動することがあり、Googleも中小規模サイトで移転の処理に数週間以上かかる場合があると説明しています。1日だけの増減で原因を決めず、404、リダイレクトエラー、想定外のcanonical、計測停止など、確認できる事実から優先して対応します。

重要ページから順に確認できれば移行後の変化を追いやすい

移行前に現在のURLを一覧にし、各ページの新URLと扱いを決めることが、最も大きな準備になります。その上で、Studio.Designの301リダイレクトの対象プランと動的ページの制限、canonical、サイトマップ、Search Console、計測を確認すると、公開後の問題を切り分けやすくなります。

時間や担当者が限られている場合は、検索流入が多いページ、問い合わせにつながるページ、外部リンクがあるページから優先して確認できます。移行直後の順位を保証する方法はありませんが、URLと内容、計測を整理しておけば、変化が起きたときに状況を追いやすくなります。

免責事項

本記事は2026年10月6日時点の公開情報をもとにした一般的な解説です。検索順位や流入の維持を保証するものではありません。Studio.Designの機能、対象プラン、料金、Googleの仕様は変更される場合があります。実際の移行では、サイトの規模、CMS、ドメイン、契約、フォームや外部連携の条件を個別にご確認ください。

主な出典

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