年末年始の営業時間、Googleマップではどう伝える?休業日と短縮営業の設定

年末年始の休みを店頭やSNSで知らせていても、Googleマップだけが通常営業のままになっていることがあります。来店前に地図で調べるお客さまには、店内の張り紙が届かないためです。
一時的な短縮営業や休業日は、Googleビジネスプロフィールの「特別営業時間」で登録できます。毎週の通常営業時間を書き換えず、指定した日の予定を伝えるための設定です。ここでは2026年11月6日時点のGoogle公式ヘルプをもとに、年末年始の準備と確認の流れをまとめます。
まず「普段の変更」か「その日だけの変更」かを分ける
たとえば毎週水曜日を定休日に変えるなら、通常営業時間の変更を検討します。一方、大みそかだけ夕方に閉める、正月の数日を休む、といった予定は特別営業時間で扱う場面です。
Googleは、一時的な営業時間の変更や、連続して最長6日間の休業で特別営業時間を使うと案内しています。7日以上連続して休業する場合や、休業期間が未定の場合は「臨時休業」に設定する必要があります。閉業と臨時休業は意味が違うため、再開予定がある店舗では設定名を確認して進めます。
営業の予定 | 確認する設定 | 店内で決めること |
ある日だけ早く閉める | 特別営業時間 | その日の開店・閉店時刻 |
連続6日以内の休み | 各日の特別営業時間 | 休業日と再開日 |
毎週の営業時間を変更する | 通常営業時間 | 変更の開始日と曜日 |
7日以上または期間未定の休業 | 臨時休業 | 休業期間と再開時の更新担当 |
この表は選び分けの目安です。通常の営業時間と異なる受付時間がある場合は、営業時間の数字にすべての意味を持たせず、予約ページなどでも補足すると誤解を減らせます。
日付を選んで、営業・休業を設定する
管理権限のあるアカウントでビジネスプロフィールを開き、「プロフィールを編集」から「営業時間」へ進みます。「特別営業時間」の編集で日付を選ぶか追加し、その日の営業予定を入力して保存します。
営業する日は休業のチェックを外して開始・終了時刻を入力し、休む日は休業のチェックを入れます。昼と夜の間に休憩がある店舗では、必要に応じて複数の時間帯を追加できます。画面の項目名は変更される場合があるため、見当たらなければ末尾の公式手順から確認できます。
祝日も通常どおり営業する場合、Googleはその日の営業時間を明示的に設定することを勧めています。お客さまに「祝日のため異なるかもしれない」と迷わせず、確認した予定を伝える意味があります。
特別営業時間の項目が表示されないときは、通常営業時間の設定を確認します。公式ヘルプでは、「決まった営業時間で営業している」という状態で通常の営業時間が設定されている必要があると案内されています。項目が見つからないことを理由に別のプロフィールを作らず、管理している店舗と現在の設定を照合します。
休みの一覧を一枚にしてから入力すると揃えやすい
入力作業より先に、日付と予定を一覧にしておくと、複数の媒体を更新するときに役立ちます。編集部では、日付、営業時間、予約受付、持ち帰り受付、更新先を一つの表にまとめる方法を提案します。
仮定の例として、12月31日は10時から16時まで、1月1日から3日は休業、1月4日は通常営業とします。Googleマップには営業・休業の予定を登録し、サイトや予約ページには「12月31日の受取予約は15時まで」のような別条件を補足します。
「営業終了16時」と「最終受付15時」は違う情報です。数字を一つにまとめると、施術や飲食、商品受取などで認識がずれることがあります。お客さまが何をしに来るかに合わせて、必要な説明を置き分けます。
保存後は、お客さまが見る側でも確認する
管理画面で保存できたことと、公開されている情報が意図どおりであることは、別の確認です。対象店舗をGoogle検索やマップで開き、店名と住所が合っているか、対象日の予定が伝わるかを見ます。
複数店舗がある場合は、同じ名称の別店舗を編集していないかも確認します。担当者が店舗を行き来している会社では、作業メモに店舗名だけでなく住所を添えておくと、見直しや引き継ぎがしやすくなります。
お客さま側で気になるのは、今日行けるか、何時までか、休み明けはいつか、という情報です。営業時間の確認に加えて、予約リンク先の受付日やサイトのお知らせも見れば、地図から進んだ先で予定が食い違っていないか確かめられます。
SNS・予約・電話案内の更新漏れを防ぐ
Googleマップを直しても、予約ページが休業日の受付を続けていたり、SNSの固定投稿に古い営業時間が残っていたりすると、問い合わせ対応が増えることがあります。更新する媒体を増やすより、すでに使っている媒体を揃えることから始められます。
小さな店舗なら「Googleマップ、公式サイト、予約受付、SNSの固定案内、店頭」の5か所を候補にし、実際に利用しているものだけを点検します。電話の自動応答や留守番電話を使っている場合は、その案内も対象です。
役割分担は、店長が営業予定を確定し、担当者が入力し、別の人が公開側を確認する形が一例です。一人で対応する場合は、入力と確認の時間を少し分けるだけでも、同じ思い込みで読み飛ばすことを減らせます。
複数店舗の一括更新は、列を絞って扱う
Googleはスプレッドシートで特別営業時間を登録する方法も案内しています。ただし、既存のビジネス情報に追加する際、空白の列を含めると、その列の既存情報が削除される場合があると注意しています。
一括更新を行うなら、既存データを控えたうえで、公式案内に沿って店舗コードと特別営業時間など必要な列を扱います。少数店舗で担当者が表の読み込みに慣れていない場合は、一店舗ずつ設定して確認する方が作業を追いやすいこともあります。
予定が変わったときの担当まで決めておく
店内の引き継ぎメモには、「予定を確定した人」「入力した日」「公開側を確認した日」を残す方法があります。外部に運用を依頼している場合も、変更したい日付と時刻を文章の中に散らさず、一日一行で渡せば読み違いを減らせます。口頭だけで伝えた変更は、同じメモに追記して共有できます。
臨時休業から再開する店舗では、営業再開時のプロフィール更新を忘れないよう、担当者の予定に確認作業を入れておきます。地図だけでなく予約受付も再開しているかを見れば、営業しているのに申し込めない状態を避けやすくなります。
年末の営業予定は、仕入れや人員の都合で変わることもあります。設定した日を作業完了日として残しつつ、変更があったら誰が更新するか、営業再開前に何を見直すかまで決めておくと対応しやすくなります。
まずは休業日と短縮営業日の一覧を作り、Googleマップの特別営業時間に反映するところから進められます。そのあと予約先まで一度たどれば、お客さまが来店を判断するための情報を一通り確認できます。
免責:本稿は設定の一般的な解説です。利用できる項目や画面は変更される場合があります。実際の営業予定と最新のGoogle公式ヘルプに合わせて設定してください。




