Indeedに広告が出せる!スポンサー求人とは?PR・スポンサー表記が消えた理由
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Indeedに広告が出せる!スポンサー求人とは?PR・スポンサー表記が消えた理由

更新日:2023年6月26日



インディードは、無料で求人を掲載できるのはもちろん、有料でさらに多くの人に求人を見てもらうことも可能です。


今日は、インディードのスポンサー求人について特徴や、運用の始め方、運用時の注意点をご紹介させて頂きます。


また、2023年6月に実施された、広告表記の変更についても解説させて頂きます。

 

ー目次ー

3.2023年6月からPR・スポンサー表記が消えた!その理由と考えられる影響は?

 

1.今、インディード広告をおすすめする理由


最近、採用関連のご相談を頂くことが増えました。


お話をお伺いする限り求人媒体の広告掲載料もかなり強気です。


ただ、以前よりも応募数があるわけでもなく相対的にコスパも悪くなっています。


そこでまだやっていなければぜひお試し頂きたいのがインディードの広告です。


このあとご紹介する2023年6月の仕様変更が広告を出す方にとって追い風ですし、なによりインディードは思っている以上に求職者が集まる日本トップの求人サイトです。


グーグルなどで「エリア 職種 求人」で調べて頂くとわかりますが、1位か2位に必ずと言っていいほどインディードが表示され求職者のほどんどが見ると言っても過言ではないサイトです。



2.ある事務所様がインディード広告を出稿。その結果は・・・


最近ある事務所様がパートの求人広告をインディードで出しました。


採用サイトは無くインディード内で応募が完結する求人でした。


結果は、、、


掲載期間:約2週間

広告費:11,689円

応募:5件

採用:1件

応募単価:2,337円

採用単価:11,689円


求人媒体に出すと10万円弱はかかるので、かなりお手頃に採用することができました。



3.2023年6月からPR・スポンサー表記が消えた!その理由と考えられる影響は?


実はそんなインディード広告で、2023年6月7日に面白い仕様変更がありました。

これまでは、インディードの有料広告で求人を出すと「スポンサー(又はPR)」という表記がついていたのですが、これが、6月7日以降に表示がされない仕様になりました。


思ったより話題になっていませんが、私としてはかなり大きな変更だと考えています。

今回の変更は、広告を出している会社様に有利になり、無料投稿している会社様に不利になるのではと考えています。


これまで、「スポンサー(又はPR)」と表記があったために、クリックを避けていた求職者がある程度いたはずです。


実際にグーグル検索エンジン調べると、 「indeed PR 消す」「indeed PR うざい」といった検索候補も出ててくるほど。


それが、今回の仕様変更により、有料広告による求人なのか、無料投稿の求人なのか、求職者からは全くわからない仕様になりました。


PR表記があったために避けられていたユーザーにも求人を見て頂ける機会が増えてきます。


PR表記が無くなって1週間、自分が見た範囲では数%~5%前後でクリック率がUPしていました。


広告を出す方にとって、さらに有利な状況になりそうです。


▼当社に届いたインディードからの案内



4.インディードの特徴は?他の求人媒体・採用サービスと何が違う?


Indeedの利用に費用が掛かるのは、「スポンサー求人」のオプションを選択して自分で設定し、それを使用する場合のみです。


人材紹介サービスや一般的な求人広告メディアとは一線を画し、Indeedでは固定の掲載費や手数料が発生しないため、求人情報の投稿から採用までの一連の流れを、基本的には無償で進行することが可能です。


もしも即時の採用が必要であったり、採用活動のサポート機能を強化したいと考えている場合は、有料オプションの活用をご検討いただくと良いでしょう。


特徴1:採用成功時に料金が発生しない

採用者数に関係なく、採用成功時の料金は一切発生しません。


特徴2:掲載料不要

求人掲載は無料で始められ、長期間の契約も不要です。

Indeedにアカウントを作成し、求人情報を登録するだけで、求人情報が掲載されます。


特徴3:スポンサー求人オプション

スポンサー求人機能を利用すると、求人情報がクリックされた時だけ費用が発生します。

このオプションを利用することで、求人情報の表示頻度が高まり、結果として応募者数の増加を見込むことができます。



5.インディード広告(スポンサー求人)を利用するメリット


Indeedのスポンサー求人という有料機能を活用すれば、貴社の求人情報が頻繁に表示されるようになり、これにより理想の候補者の採用がスムーズに進行しやすくなる可能性があります。


さらに、これは貴社の採用プロセスをより効果的にするための多様な機能へのアクセス権も付与します。


メリット①

自社の求人情報が頻繁に表示されることで、候補者からの応募が増えることが期待できます。

無料の掲載よりも、求人情報が検索結果画面で目立つようになり、より多くの求職者にアピールするチャンスが広がります。


メリット②

運用に役立つデータの取得です。

スポンサー求人の表示やクリック数などの詳細なデータを管理画面から確認でき、この情報を基に求人情報を最適化することが可能となります。


メリット③

その高いコストパフォーマンスです。

スポンサー求人を適切に活用することで、限られた予算でも適合する求職者を効率的に採用することができます。

また、上限予算を予め設定できるため、予想外のコスト増加の心配はありません。



6.広告費用のかかり方。クリック課金とは?


広告の運用において効果を見つつ調整が可能であるという点が、Indeedのスポンサー求人の大きな魅力となります。

その根幹には「クリック課金型」のシステムが採用されています。

この方式では、求職者が求人情報をクリックした瞬間だけ費用が発生するという特性を持っています。


これにより、興味を示さなかった、つまりニーズのマッチしない求職者に対する費用は発生しないため、広告配信が効率的に行えます。

その一方で、課金は広告クリックの瞬間に発生しますので、Indeedの求人詳細ページに遷移した後で、広告主のサイトに流れずに離脱した場合でも費用は発生します。


掲載期間や予算は自由に設定可能で、予想外にコストが増えるという心配もありません。

上限金額を設定して運用することで、予算管理も容易になります。


また、Googleのリスティング広告も「クリック課金型」を採用していますが、Indeedの広告は、それに比べてクリック単価が低く、高いコストパフォーマンスが期待できます。

これはIndeedの大きな特徴と言えるでしょう。



7.求人投稿から広告掲載までの流れ


7-1.Indeedに求人掲載する3つの方法


〇直接投稿

Indeedの管理画面から求人情報を直接投稿する方法で、アカウントを開設し、職種、勤務地、仕事内容、応募受付方法を設定します。

応募受付方法には、メールや指定住所への直接訪問のいずれかを選択できます。

さらに、有料オプションとして予算やクリック単価を設定することも可能です。

この方法のメリットは、求人内容をすぐに変更できることや、求人ページがなくても掲載できることなどです。

一方、デメリットとしては、多数の求人を登録する際に時間がかかる点や、求職者を求人ページへと導くことが難しい点が挙げられます。


〇クローリング

Indeedがサイトをクローリングして求人情報を自動的に取得する方法で、これを使用するためには特定の条件を満たす必要があります。

求人情報がHTML形式で、導線が明確であり、仕事内容、雇用形態、職種、勤務地などが詳細に記載されていることが必須となります。

クローリングのメリットは、求人数が多くても自動的に登録が完了する点や、求職者を自社サイトへ導くことができる点です。

しかし、表示方法が制御できない点や、サイトをクローリングされるタイミングが不明確な点などがデメリットとなります。


〇XMLフィード

これは求人情報をまとめたXML形式のデータフィードを作成し、定期的にIndeedへ連携する方法で、Indeedの仕様に準じたフィードの作成が必要となります。

XMLフィードのメリットは、表示方法をコントロールできることや、求人掲載が安定することなどです。

XMLフィードのデメリットとして、フィードの作成や運用には専門的な知識が必要で、自社内でできない場合には外注コストが発生します。

また、自社の求人データに問題があると、フィードにも影響を受け、掲載が停止してしまう可能性があります。



〇どれがおすすめ?


これらの方法を選択する際には、自社の求人情報の量、運用体制、予算、求人の更新頻度などを考慮する必要があります。


例えば、求人情報が少なく、頻繁に内容を変更する場合や、すぐに掲載を開始したい場合には「直接投稿」が適しています。

一方、大量の求人情報を効率的に掲載したい場合や、自社サイトへの誘導を重視する場合には「クローリング」や「XMLフィード」が良い選択となります。


さらに、どの掲載方法を選択したとしても、Indeedの求人広告は有料オプションである「スポンサード求人」を利用することで、より多くの求職者にアピールすることが可能です。


スポンサード求人は、予算に応じて広告を上位表示させ、クリック単価制で課金されます。


以上がIndeedへの求人広告の掲載方法になります。



7-2.Indeedの直接投稿から有料広告掲載までの流れ


有料広告掲載の手続きは以下の通り進行します。


まずは、Indeedにてアカウントの登録を行います。

登録後、求人情報を入力します。ここまでは無料で求人を掲載する流れと同じです。

次に、予算を設定します。これが有料広告の手続きとなります。

具体的な手順について詳しく解説します。


最初に、アカウントを登録した後にログインし、Indeedのアカウント管理画面を開きます。

管理画面には作成した求人情報のタイトルが表示されるので、そのタイトルの下にある「求人を広告掲載して露出度を上げる」をクリックします。


次に、広告の予算を設定します。

予算設定が完了したら、「続ける」ボタンをクリックします。

さらに掲載期間を設定する場合は、「終了日を設定(任意)」のチェックボックスを選択して日付と時間を入力します。

終了日の設定は任意です。


その後、広告費の請求先や支払方法を設定します。

請求先の入力が完了したら、「続ける」ボタンをクリックします。

広告費の支払いはクレジットカード決済のみとなりますので、必要なクレジットカード情報を正確に入力します。


これらの手続きが全て完了したら、あとはアカウント情報から内容や実績を確認できます。


また、すでに掲載している求人を有料広告に切り替えることも可能です。

その際は、Indeedの管理画面にログインし、「求人」タブから「求人票を編集」をクリック。

その後、「求人広告予算」から「求人を広告掲載して露出度を上げる」をクリックし、予算やキャンペーンなどを設定します。


以上がIndeedでの有料広告の掲載方法になります。

有料掲載と無料掲載は簡単に切り替えられるので、求人の状況に応じて最適な方法を選びましょう。




8.広告費請求の流れとタイミング


広告費の請求は次のプロセスで行われます。


まず始めに、スポンサー求人を設定し、その広告の掲載を開始します。


広告のクリック数により算出される金額が2,000円に達した時点で、初回の請求が発生します。


その後の請求は、クリックによる費用が累計で40,000円に到達するたびに発生します。


このように、スポンサー求人の設定と掲載の開始から始まり、特定の金額に達すると請求が発生します。

最初の請求は2,000円に達した時点で、その後の請求は40,000円ごとに発生します。

この請求の流れとタイミングを理解しておくことで、スムーズな広告運用が可能になります。






9.インディード広告運用時の注意点


9-1.キャンペーン目標機能の正確な活用


インディード広告は自動入札となっており、どのような方針で運用するかを指示することができます。



これを、「キャンペーンの目標」といいます。


キャンペーンの目標は、その運用の目的により異なります。複数の求人で等しく応募を得たいのか、特定の求人で定めた応募数を得たいのかによって、目標の設定方法も変わります。


〇バランス

キャンペーン内の全求人に均等に予算が分配されるよう、スポンサートラフィックとオーガニックトラフィックのバランスを調整する「クリックバランス」機能があります。

全求人でトラフィックを均等に得たい場合に推奨されます。


〇応募数最大化

一部の求人への予算と応募が偏っても問題ない、または大規模な採用が必要な求人、または求人数が少ないキャンペーンに最適な目標です。


〇目標応募数

特定の採用目標がある求人や、異なる目標を持つ複数の雇用形態の求人がある場合に理想的な目標です。

予算やトラフィックが一部の求人に集中するのを抑制し、人材を確保するのが困難な求人に予算を振り分けることが可能です。


〇目標応募単価

応募一件あたりのコストを管理したい場合に最適な目標です。

設定した応募単価を超えない範囲で、可能な限り多くの応募を得ることが目的となります。




9-2.「求人情報作成時の注意点


Indeedに掲載する求人情報は、明確、正確、そして詳細な内容が求められます。

ユーザーの検索内容と求人情報の関連性はIndeedが自動的に判断するため、そのためのヒントとなる具体的な情報を提供することが不可欠です。

データフィードによる連携を行っている場合、表示内容の調整と改善が可能で、これらが広告成果に直接影響します。

一方、クローリングを利用している場合、Indeedが自動的に掲載内容を抽出するため、掲載内容が以下のポイントを満たしていることが必要となります。



〇具体的な仕事内容

仕事内容がわかりやすく伝わるよう、工夫しましょう。

箇条書きで示したり、補足を充実させたり、詳しく記載してください。

勤務条件も詳細に記載しましょう。勤務時間や雇用形態、休日・休暇、お給料などの条件も含めましょう


〇わかりやすい職種名

略語や文章のような職種名は避け、業務内容や業界を明確に表す名前を使用しましょう。

例えば、「大手企業」や「未経験者大歓迎」のような訴求ポイントは控え、シンプルかつ具体的な職種名にすることが推奨されます。




10.スポンサー求人を出してみたいけどうまく出せるか不安・・・


ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました。


もし、無料で求人は出しているが、応募が無いという方は、スポンサー求人もぜひお試しください。


採用媒体への掲載費や、人材紹介サービスの紹介料よりも、安く人材獲得が進む可能性があります。


インディードの広告を出してみたいけれど、うまく出せるか不安な方は、当社のゼマーケオンラインというサービスをご利用ください。


会員サービスにお付けしている相談サポートにて、インディード広告の出稿までサポートすることも可能です。


また、求人原稿の見直しやアドバイスも可能です。


採用マーケティングの実践でお悩みの方にも、ぜひご利用頂きたいサービスとなっております。


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著者Profile

解説:山本雄幸

マーケティング支援の㍿VentureForward代表取締役。

元々は税理士様の集客支援からスタートし士業、コンサル業様のサポート実績多数。

税理士業界では累計3,000件以上の顧問先獲得を支援。

採用マーケティングのご相談も多く、インディード広告の立上げアドバイス実績も多数。

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