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どの業種がホームページ制作を探している?69業種の制作需要を比較

69業種のホームページ制作需要を比較するイメージ


「ホームページが必要な業種」と「制作会社へ依頼する必要性が高い業種」は同じではありません。検索数が多くても、営業時間と地図だけなら自作で十分な場合があります。一方、検索数が中規模でも、予約・相談・見積もりへの導線や実績の見せ方が成果を左右する業種では、設計や制作の重要性が高まります。

そこで今回は、69業種を対象に、保存済みの「業種+ホームページ」検索需要と、各業種で必要になる導線・情報量を組み合わせて「制作検討スコア」を算出しました。5点となったのは、美容室、不動産会社、歯科医院、工務店、税理士、製造業の6業種です。これは制作会社への依頼を推奨する順位ではなく、自作か外注かを早めに検討したい業種を見つけるための目安です。


調査方法と対象

調査日は2026年9月5日です。運用上の69業種について、「業種+ホームページ制作」「業種+ホームページ作成」「業種+ホームページ制作 費用」の3型、合計207候補を整理しました。ただし、細分化した直接キーワードは検索量が少なく、データなしや丸めの影響が大きいため、直接の検索数だけで順位を作っていません。

代わりに、Ahrefsの日本向けデータとして保存している「業種+ホームページ」の月間検索ボリュームと、業種ごとの重要掲載項目を使い、次の基準で0〜5点にしました。69業種はゼマーケの企画用分類であり、日本標準産業分類そのものではありません。また、検索ボリュームは実数ではなく推計値です。

評価項目

配点

判定方法

業種の検索需要

0〜3点

月間300以上=3、100〜299=2、1〜99=1、0・データなし=0

成果導線

0〜1点

予約・相談・見積もり・問い合わせなどが重要なら1点

説明の複雑さ

0〜1点

実績・症例・料金・設備・技術などの説明が重要なら1点


制作検討スコア5点の6業種

満点の6業種は、検索需要が大きいだけでなく、閲覧後の行動と信頼材料の両方を設計する必要があります。単に見栄えを整えるより、「誰に何を伝え、どの行動につなげるか」を先に決めることが重要です。

業種

基礎需要

成果導線

複雑な説明

合計

美容室

500

予約

メニュー・スタッフ

5

不動産会社

450

査定・来店予約

物件・スタッフ

5

歯科医院

300

Web予約

症例・設備

5

工務店

300

相談予約

施工事例

5

税理士

300

相談予約

サービス・料金

5

製造業

300

問い合わせ

製品・技術・設備

5

美容室は予約までの距離が短く、メニュー、価格、スタッフ、空き状況を迷わず確認できることが重要です。不動産会社は売却査定、来店、物件問い合わせで入口が異なるため、目的別の導線が欠かせません。歯科医院は診療内容に加えて症例や設備を丁寧に示し、予約時の不安を減らす必要があります。

工務店は施工事例が比較材料になり、税理士は対応業務と料金の範囲が相談のしやすさを左右します。製造業では、製品名だけでなく加工技術、対応素材、設備、ロット、品質管理を伝えなければ、発注可能性を判断してもらえません。いずれもページ数や更新項目が増えやすく、初期設計の差が出やすい業種です。


4点の8業種も外注を検討しやすい

4点は、飲食店、クリニック、整骨院、ネイルサロン、ピアノ教室、行政書士、弁護士、リフォーム会社の8業種でした。基礎需要は100〜350で、予約や相談などの成果導線、または信頼を支える説明のどちらかが強い業種です。

業種

基礎需要

重視したい判断材料

飲食店

350

メニュー・予約

クリニック

250

診療内容・医師・予約

整骨院

250

施術・料金・予約

ネイルサロン

250

デザイン・料金・予約

ピアノ教室

150

講師・料金・体験申込

行政書士

150

対応業務・料金・相談

弁護士

150

取扱分野・実績・相談

リフォーム会社

100

施工事例・見積もり

4点だから必ず外注すべきという意味ではありません。写真や文章を継続的に追加でき、予約サービスも既製機能で足りるなら自作も有力です。逆に、広告の受け皿にする、複数店舗を扱う、専門的な表現の確認が必要といった条件が加わると、制作会社へ依頼する合理性が高まります。


業種グループ別に見ると住宅・地域サービスが高い

グループ別の平均では、住宅・地域サービスが3.17点で最も高くなりました。工務店、リフォーム会社、外壁塗装などは、商圏が限られる一方で、施工事例と見積もり導線の両方が必要です。比較検討期間も長くなりやすく、公開後の事例更新まで含めて考える必要があります。

業種グループ

平均点

4点以上

住宅・地域サービス

3.17

3業種

医療・健康

2.90

3業種

士業・BtoB

2.88

4業種

店舗・観光・生活

2.77

1業種

美容・ウェルネス

2.70

2業種

教育・スクール

2.00

1業種

士業・BtoBは平均2.88点ですが、4点以上が4業種と最多です。相談や問い合わせの前に、対応範囲、料金、実績を確認したいニーズが強いためです。教育・スクールは平均が低いものの、教室ごとに講師紹介や体験申込が重要で、検索数だけでは制作価値を判断できません。


検索ボリュームの読み方

Google広告の公式説明では、平均月間検索数は指定条件における過去の検索状況を平均した値で、類似語を含み、丸めや季節変動の影響も受けます。Ahrefsの数値も推計であり、媒体や取得時期により差が出ます。そのため、500と450の差を実際の問い合わせ件数の差として読むことはできません。

また、0やデータなしは「需要がない」と同義ではありません。業種名ではなく、地域名、悩み、サービス名で検索されるケースがあるからです。今回の点数は検索市場の規模を直接測る指標ではなく、基礎需要にサイトの役割を足した編集上の判断材料です。


自作・制作会社・ハイブリッドの選び方

選択肢

向いている条件

確認したい点

自作

ページ数が少なく、更新担当者がいる

予約や問い合わせを自分でテストできるか

制作会社

信頼表現、複数導線、実績設計が重要

公開後の更新範囲と費用が明確か

ハイブリッド

初期設計は任せ、記事や事例は社内更新

操作方法と権限を引き継げるか

選定時は「検索数が多いから外注」ではなく、①一件の成約価値、②比較時に必要な情報量、③予約・相談までの分岐数、④社内の更新体制で判断します。まず全69業種の基礎需要を確認したい場合は、業種別のホームページ検索需要比較もあわせてご覧ください。


まとめ

69業種を同じ基準で比べると、美容室、不動産会社、歯科医院、工務店、税理士、製造業が5点となりました。共通するのは、検索需要に加えて、成果導線と信頼を支える情報の両方が必要なことです。自作でも実現できますが、構成・導線・更新方法を先に決めないと、公開後に作り直す負担が増えます。スコアは候補を絞る入口として使い、最終判断では実際の顧客単価、問い合わせ経路、社内体制を確認してください。

※本記事の検索ボリュームは調査時点の推計値であり、将来のアクセス数や問い合わせ数を保証するものではありません。制作検討スコアは公開情報と運用データをもとにゼマーケが設計した独自指標です。医療・法律などの表現は、各業界の法令・ガイドラインを個別に確認してください。


主な出典

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