ノーコードでホームページを作りたい人は何を検索する?関連語を集計
- ゼマーケ

- 4 時間前
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ホームページを自分で作ろうと調べ始めると、「ノーコード」「ホームページ作成」「Webサイト制作」など、似た言葉が並びます。検索する人は、単にノーコードの意味を知りたいのでしょうか。それとも、無料で使えるサービスを比較し、実際に公開するところまで考えているのでしょうか。
そこで今回は、Ahrefsの日本向けキーワードデータを使い、「ノーコード」と「ホームページ」の両方を含む関連語を集計しました。検索数だけでなく、言葉の組み合わせや検索結果にAIによる概要が表示されるかも確認し、ホームページを作る側・情報を発信する側の判断材料に整理します。
調査方法と対象データ
調査日は2026年9月3日です。Ahrefs Keywords Explorerで国を日本に設定し、「ノーコード ホームページ」を起点に、両方の語を含む候補を語順にかかわらず取得しました。取得できた関連語は43件で、そのうち推定月間検索数が1回以上の語は12件、合計は530回でした。
対象地域:日本
取得件数:43語
検索需要あり:12語
検索数合計:月間530回
集計項目:キーワード、推定月間検索数、KD、検索意図、SERP機能
日本の公的機関には、この組み合わせの検索回数を示す統計がありません。そのため検索需要はAhrefsの推計値を使用しています。公的情報は、ノーコードの定義や利用上の注意点を補う目的で参照しました。
関連語は3つの検索意図に分かれた
検索数が確認できた12語を、検索者が次に取りたい行動で分けると、次の3群になりました。表記違いをまとめると、ノーコードという考え方を知る検索と、制作方法を具体化する検索がほぼ同じ規模です。
検索意図 | 主な関連語 | 語数 | 月間検索数合計 | 構成比 |
概念・情報収集 | ノーコード ホームページ、ホームページ ノーコード | 3 | 270 | 50.9% |
制作・作成 | ホームページ制作 ノーコード、ホームページ作成 ノーコード | 6 | 230 | 43.4% |
比較・選定 | 無料、比較、おすすめ | 3 | 30 | 5.7% |
最も多いのは概念・情報収集ですが、制作・作成を含む語も43.4%あります。「ノーコードとは何か」で終わる人だけでなく、実際にホームページを作る方法として検討している人が少なくないと読めます。
検索数上位のキーワード
順位 | キーワード | 月間検索数 | KD | AIによる概要 |
1 | ノーコード ホームページ | 150 | 1 | なし |
2 | ホームページ ノーコード | 100 | 0 | あり |
3 | ホームページ制作 ノーコード | 70 | データなし | なし |
4 | ノーコード ホームページ制作 | 50 | データなし | なし |
5 | ホームページ作成 ノーコード | 40 | データなし | なし |
5 | ノーコード ホームページ作成 | 40 | データなし | なし |
7 | ノーコードでホームページ作成 | 20 | データなし | なし |
7 | ノーコードホームページ | 20 | 1 | なし |
9 | ホームページ制作 ノーコードツール | 10 | データなし | なし |
9 | ノーコード ホームページ 無料 | 10 | データなし | なし |
9 | ノーコード ホームページ 比較 | 10 | データなし | なし |
9 | ノーコード ホームページ おすすめ | 10 | データなし | なし |
上位2語だけで250回となり、全体の47.2%を占めます。語順が逆でも検索結果や検索者の意図は必ずしも同じではありませんが、記事を作る際は両方を不自然にならない範囲で扱う価値があります。
「制作」と「作成」で探す人が求めていること
「制作」を含む3語は合計130回、「作成」を含む3語は合計100回でした。制作はサービスや専門的な作業を想起しやすく、作成は自分で手を動かす印象を持たれやすい言葉です。ただし、検索語だけで自作希望か外注希望かを断定することはできません。
検索者が知りたいのは、コードを書かずにどこまで作れるか、どのサービスなら目的を満たせるか、公開後の更新を自分で続けられるかという現実的な点です。前回の「ホームページ 自作」の関連キーワード調査でも、作り方だけでなく、費用・ツール・業種・SEOに関する検索が確認できました。
「無料・比較・おすすめ」は少数でも選定に近い
「無料」「比較」「おすすめ」は各10回で、合計30回にとどまりました。ただし、これらは具体的なサービスを選ぶ直前に使われやすい言葉です。検索数が小さいから重要度が低いとは限りません。サービス提供側が記事を作るなら、無料プランの有無だけでなく、独自ドメイン、広告表示、フォーム、予約、EC、データ容量、サポートなど、公開後に差が出る条件を比較する必要があります。
費用を見るときは初年度の金額だけで判断せず、ドメインやメール、有料機能を含めた年間費用を確認してください。具体的な内訳はWixの年間費用を試算した記事で整理しています。
AIによる概要が表示されたのは12語中1語
Ahrefsが取得した検索結果では、検索需要のある12語のうち、AIによる概要が確認できたのは「ホームページ ノーコード」の1語でした。語数では8.3%、検索数では100回分、全体の18.9%です。一方、1位の「ノーコード ホームページ」には動画や関連質問は表示されていましたが、調査時点ではAIによる概要は検出されていません。
検索結果の表示は日々変わり、同じ語でも利用者や端末、地域によって異なる場合があります。ここでの有無は2026年9月3日にAhrefsで確認できた状態であり、今後も同じとは限りません。
検索ボリュームを読むときの注意点
月間検索数は、直近12か月をもとにした平均的な推定値です。実際の検索回数やサイトへの流入数を保証するものではありません。また、「ノーコード ホームページ」と「ホームページ ノーコード」は同じ人が言い換えて検索する可能性があるため、530回をそのまま530人と解釈することもできません。
検索数0は、検索が一度もないという意味ではなく、安定した需要を推計できないほど小さい場合を含みます。今回は地域名を含む制作会社系の語や文章型の質問も候補に出ましたが、検索数0の31語は合計から除外しました。KDにデータがない語も「競合がいない」とは判断できません。
ノーコードツールを選ぶときの判断材料
IPAは、ノーコード/ローコードを、用意された部品をマウス操作などで配置して開発を進められる手法として説明しています。プログラミング経験がない人でも取り組みやすい一方、実現できる範囲はツールの機能に左右され、すべてのシステムに向くわけではありません。
ホームページ用のツールを比較するときは、次の順番で確認すると選びやすくなります。
目的:会社案内、集客、予約、販売のどれを優先するか
更新体制:公開後に誰が文章・画像・商品情報を直すか
必要機能:フォーム、予約、決済、会員機能、ブログが必要か
検索対策:タイトル、説明文、URL、構造化データを設定できるか
費用:有料プラン、ドメイン、メール、追加機能を合算したか
将来性:ページ増加や外部サービス連携に対応できるか
ページ数が少なく、標準機能で目的を満たし、社内で更新したい場合はノーコードと相性があります。反対に、複雑な業務システムとの連携、独自の権限設計、大規模なデータ処理が必要なら、制作会社や開発会社への相談も検討すべきです。自作と外注の3年間の費用差は自作Wixと制作会社依頼の比較も参考になります。
まとめ
「ノーコード×ホームページ」の関連語は、大量の検索を集める大きな市場というより、目的が具体化しつつある人が使う小さく明確な検索群でした。概念・情報収集が50.9%、制作・作成が43.4%で、知識を得たい人と実際に作りたい人が近い割合です。
情報を発信する側は、ツール名を並べるだけでなく、何を作れるか、公開後に誰が更新するか、無料で始めた後にどの費用が発生するかまで答える必要があります。作る側は「コードを書かなくてよい」ことだけで決めず、自社の目的と運用体制から選ぶことが大切です。
※本記事は2026年9月3日時点の公開情報およびAhrefsの推計データをもとに作成しています。検索ボリュームや検索結果の表示、各サービスの機能・料金は変更される場合があります。制作方法や契約は、公式の最新情報を確認したうえでご判断ください。



