リードマグネットとは?具体例5選と作り方7ステップ
更新日:2 日前

リードマグネットとは、見込み客がメールアドレスなどを登録する代わりに受け取れる、無料の資料や講座です。大切なのは、広く集めることよりも、自社のサービスを必要とする人の悩みに直接答える内容を用意することです。
この記事では、士業・コンサル・先生業などのサービス業を想定し、具体例5選と作り方7ステップ、配布資料の構成例、公開前のチェック項目まで整理します。
定義と代表例は、HubSpotのリードマグネット解説(2026年9月19日確認)も参照しています。HubSpotは、連絡先情報と引き換えに提供する長文資料、電子書籍、テンプレートなどを例に挙げています。
リードマグネットの具体例5選
以下は、ゼマーケが実務で使いやすいと考える企画例です。成果を保証するものではないため、自社の顧客が相談前に知りたい内容へ置き換えてください。
1. チェックリスト
短時間で確認でき、読者がすぐ行動しやすい形式です。例として、税理士なら「決算前の確認項目」、制作会社なら「ホームページ発注前チェックリスト」、コンサルタントなら「経営課題の整理シート」が考えられます。
2. お役立ち資料・ガイド
複雑なテーマを順番に説明したPDFです。相談前の基礎知識をまとめる用途に向いています。タイトルは「〇〇の基礎」よりも、「初めて〇〇する人が確認したい7項目」のように対象と到達点を明確にすると内容が伝わります。
3. テンプレート
読者が書き込んで使えるひな型です。事業計画の記入例、採用面接の質問表、セミナー企画書、Webサイトの原稿シートなど、実務で繰り返し使う作業と相性があります。
4. ミニ講座・ウェビナー
文章だけでは伝えにくい手順を、動画やオンライン講座で説明する形式です。申込前に、対象者、所要時間、学べる内容、視聴方法を明記します。録画配信にする場合も、視聴期限や質問対応の有無を先に示します。
5. 料金・支援範囲の比較資料
検討が進んだ人には、価格だけでなく、支援範囲、準備物、期間、対応外の項目をまとめた資料が役立ちます。料金を出せない場合は、見積もりが変わる条件や代表的なプラン例を示します。
料金情報の整理方法は、ホームページに料金を載せるべき?掲載する項目と見せ方を解説でも紹介しています。
業種別の企画サンプル
・税理士・社労士:相談前にそろえる書類チェックリスト
・経営コンサルタント:30分でできる経営課題の整理シート
・Web制作会社:ホームページ発注前の要件整理テンプレート
・講師・研修会社:体験講座と書き込み式ワークシート
・BtoBサービス:料金・支援範囲・導入手順の比較資料
業種名だけを入れ替えるのではなく、相談前に何が分からず止まっているかを起点に企画します。
リードマグネットの作り方7ステップ
1. 読者を1種類に絞る
「中小企業の担当者」では広すぎます。「初めて採用サイトを発注する従業員50人未満の会社」のように、状況まで決めます。
2. 相談前の疑問を集める
商談、問い合わせ、営業担当への質問から、繰り返し出る疑問を書き出します。検索数だけで決めず、実際の顧客が使う言葉を優先します。
3. 読後の到達点を決める
「理解してもらう」ではなく、「必要書類をそろえられる」「自社に合うプランを選べる」など、読者が次にできる行動を決めます。
4. 形式を選ぶ
確認作業ならチェックリスト、比較なら一覧表、操作説明なら動画など、内容に合う形式を選びます。最初から大作にせず、1つの悩みに答える小さな資料から始めても構いません。
5. 本文とデザインを作る
先に見出しと要点を文章で固め、その後にデザインを整えます。表紙の見栄えよりも、読み手が迷わず使える順番と具体性を優先します。
6. 告知ページとフォームを作る
告知ページには、対象者、受け取れる内容、利用場面、受取方法、入力項目を載せます。フォーム項目は、配布とその後の連絡に必要な範囲から決めます。
入力項目の決め方は、問い合わせフォームの項目はどう決める?入力負担と必要情報を整理も参考にしてください。
7. 配布と計測の流れを確認する
申込完了後に資料が届くか、スマートフォンで読めるか、担当者へ通知されるかをテストします。公開後は、告知ページの閲覧数、申込完了数、資料経由の相談数を同じ期間で確認します。
ダウンロード資料の構成例
8ページ程度のPDFを作る場合は、次のような順番が考えられます。ページ数は仮定であり、内容に合わせて増減してください。
・1ページ目:誰向けの資料か分かる表紙
・2ページ目:よくある悩みと資料の使い方
・3〜5ページ目:確認項目、記入例、判断基準
・6ページ目:実行手順
・7ページ目:よくある質問
・8ページ目:相談できる内容と連絡先
資料単体で完結させつつ、個別判断が必要な箇所だけ相談につなげる構成です。
公開前チェックリスト
・タイトルだけで対象者と得られる結果が分かる
・本文が告知ページで約束した内容と一致している
・スマートフォンで文字と表が読める
・フォームの入力項目が必要以上に多くない
・利用目的、プライバシーポリシー、問い合わせ先を確認できる
・申込完了後に資料が届く
・資料内のリンクが開く
・担当者への通知と顧客管理への記録を確認できる
・告知ページ閲覧数と申込完了数を計測できる
個人情報を受け取る前に確認すること
フォームで氏名やメールアドレスを受け取る場合は、利用目的とプライバシーポリシーへのリンクをフォームの近くに置くことをおすすめします。必要な対応は、取得する情報や利用方法によって変わります。
公開前に、個人情報保護委員会の公式情報(2026年9月19日確認)を確認し、自社の運用に合う形へ整えてください。
公開後は申込率と相談への接続を確認する
申込率は「申込完了数÷告知ページ閲覧数×100」で確認できます。たとえば閲覧1,000件、申込25件なら2.5%です。これは計算例であり、目標値ではありません。流入経路、対象者、資料内容で結果は変わります。
申込が少ない場合は、タイトル、対象者、資料の中身、入力項目を一度に変えず、1項目ずつ見直します。申込数だけでなく、その後に相談や商談へつながったかも確認してください。
リードマグネットの企画から相談したい方へ
リードマグネットは、資料だけを作っても成果にはつながりません。告知ページ、フォーム、配布方法、その後の相談導線まで一緒に設計する必要があります。
自社に合うテーマや構成を整理したい方は、ゼマーケのサービス・相談窓口をご覧ください。




