Wix App Marketには何が多い?集客・予約・EC・業務効率化で分類
- ゼマーケ

- 4 時間前
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Wixでホームページを作るとき、標準機能だけでは足りない部分を補うのがWix App Marketです。予約、ネットショップ、SEO、問い合わせ、会計連携など、多くのアプリが公開されています。
一方で、アプリが多いほど「何を入れればよいのか」「似たアプリの違いは何か」が分かりにくくなります。そこで今回は、Wix公式App Marketの公開カテゴリを、集客・予約・EC・業務効率化の4つの用途から確認しました。
先に傾向をまとめると、単一カテゴリでは「ストア用アプリ」の318件が最も多く、EC関連の選択肢が目立ちます。集客ではコンバージョン109件、SNS95件、SEO90件、予約ではサービス予約62件が掲載されていました。
今回の集計方法
調査日は2026年8月30日です。Wix公式App Marketの日本語版でカテゴリ構成を確認し、件数が明示されている主要サブカテゴリは公式ページの表示件数を記録しました。
この記事の数字は、App Market上の「カテゴリ掲載件数」です。同じアプリが複数カテゴリに掲載される場合があるため、各件数を足してもWix App Market全体のユニークなアプリ数にはなりません。
また、日本国内だけの掲載数や導入数を示す公的統計・公式統計は確認できませんでした。App Marketは世界向けのサービスであり、表示言語を日本語にしても、日本語対応、国内での利用可否、日本円での料金、日本の商習慣への適合を保証するものではありません。
用途別に見るとEC関連の掲載が多い
用途 | 主な公式カテゴリ | 表示件数 | 読み取れる傾向 |
|---|---|---|---|
集客 | コンバージョン/SNS/SEO | 109/95/90 | 訪問前から問い合わせ直前まで選択肢が広い |
予約 | サービス予約/イベント | 62/30 | 日程受付とイベント管理が中心 |
EC | ストア用/発送・配達 | 318/110 | 販売後の受注・配送まで厚い |
業務効率化 | 会計/フォーム/CRM | 49/44/21 | 外部サービス連携と情報管理が中心 |
比較すると、ECは商品を並べる機能だけではなく、決済、在庫、配送、会計、販促まで工程が分かれているため、アプリの掲載が増えやすい分野です。集客もSEOだけでなく、広告、SNS、アクセス解析、メール、ポップアップ、口コミなどに細分化されています。
予約や業務効率化は件数が少なく見えますが、必要な機能がはっきりしている分、数の多さより、自社の受付方法や既存システムと合うかが重要です。
集客アプリは「集める」だけでなく改善まで分かれている
集客系で多かったのは、コンバージョン109件、SNS95件、SEO90件です。アクセス解析は45件、エンゲージメントは47件、メールは23件、サイト掲載は16件でした。
ここでいうコンバージョンには、ポップアップ、クーポン、チャット、レビュー表示など、訪問者の行動を後押しするアプリが含まれます。SEOアプリを追加すれば集客できる、という単純な構造ではありません。
検索流入を増やしたいなら、まずページ内容、検索意図、内部リンク、表示速度を確認します。そのうえで、計測や口コミ表示など、標準機能で不足する部分だけをアプリで補う方が整理しやすくなります。
予約アプリは業種より受付方法で選ぶ
サービス予約カテゴリは62件、イベントカテゴリは30件でした。美容室やスクールのようなサービス予約、セミナーや展示会の参加受付、飲食店の席予約では、必要な仕組みが異なります。
確認したいのは、個別予約かクラス予約か、担当者を選ぶか、事前決済が必要か、キャンセル期限を設定するか、外部カレンダーと連携するかです。業種名が合っていても、受付方法が違えば運用には合いません。
テンプレートから予約サイトを作る場合は、予約型ビジネス向けWixテンプレートの調査もあわせて確認すると、画面構成と予約機能を分けて考えやすくなります。
ECアプリは販売開始後の業務まで見る
ストア用アプリは318件、発送・配達は110件、会計は49件、販売ボタンは42件、クーポン・ロイヤルティは35件、ドロップシッピングは31件でした。
件数が多いのは便利ですが、選択肢が多いほど重複導入も起きやすくなります。たとえば、レビュー、クーポン、メール配信を別々に追加すると、同じ顧客情報を複数のアプリが扱うことがあります。
導入前に、Wix標準機能でどこまでできるか、注文情報をどのアプリへ渡すか、退会時にデータを取り出せるかを確認します。国内配送、消費税、請求書、会計ソフト連携は、日本での運用可否を個別に見る必要があります。
業務効率化は連携先と権限を先に確認する
業務効率化に関係する代表的なカテゴリは、会計49件、フォーム44件、CRM21件です。App Marketでは、QuickBooksやXero、HubSpotなど海外サービスとの連携が目立ちます。
日本企業の場合は、普段使っている会計、顧客管理、チャット、表計算へ無理なくつながるかが判断の中心です。日本語の管理画面がない、国内サービスに直接つながらない、サポートが英語のみという場合もあります。
また、顧客情報や注文情報を外部アプリへ渡す場合は、アクセス権限、保存先、解約後のデータ、開発元のサポート窓口も確認します。Wix公式ヘルプでも、サードパーティ製アプリの料金とサポートは各開発元が設定すると案内されています。
件数をそのまま「おすすめ度」と見ない
掲載件数は市場の厚みを知る材料になりますが、自社に向くかを直接示す数字ではありません。複数カテゴリに同じアプリが含まれるほか、表示件数や掲載順位は随時変わります。
レビュー数が多いアプリでも、日本語対応や国内サービス連携が十分とは限りません。反対に、掲載数の少ない分野でも、Wix純正機能だけで目的を満たせる場合があります。
比較するときは、無料プランの有無だけではなく、必要機能を使う月額、プレミアムサイトの要否、サイト上の表示速度、スマートフォン表示、問い合わせ先まで確認するのが現実的です。
アプリ選定で確認したい7項目
解決したい作業を一つに絞れているか
Wixの標準機能では対応できないか
日本語表示と日本語サポートがあるか
必要機能を含む実際の月額はいくらか
顧客情報や注文情報へどの権限を求めるか
既存アプリと機能やデータが重複しないか
解約時にデータを移行・削除できるか
特に大切なのは、最初から複数のアプリを入れないことです。課題を一つ決め、追加前後で問い合わせ数、予約作業時間、購入率などを比べると、効果を判断しやすくなります。
BtoBサイトでは、アプリより先にサービス説明、実績、問い合わせ導線を整える方が優先されることもあります。構成を見直したい場合は、BtoB企業向けWixテンプレート調査も参考にしてください。
Wix App Marketは課題が決まってから探す
Wix App Marketでは、ECと集客の掲載が特に多く、予約や業務効率化にも実用的な選択肢があります。ただし、件数が多いカテゴリから選ぶ必要はありません。
まず「集客を増やしたい」ではなく、「問い合わせフォームの離脱を減らしたい」「予約確認を自動化したい」のように課題を具体化します。そのうえで、標準機能と候補アプリを比較し、必要なものだけを試すのが安全です。
免責事項
本記事は2026年8月30日時点の公開情報をもとに作成しています。掲載件数、料金、機能、提供地域、日本語対応、外部サービスとの連携条件は変更される場合があります。導入前にWix App Marketの各アプリ詳細ページ、利用規約、プライバシーポリシー、開発元の案内をご確認ください。本記事は特定アプリの導入や成果を保証するものではありません。
主な出典



