グーグル広告を出されている会社様、事務所様から、ちょくちょくご相談頂くのが「グーグル広告の身元確認」についてです。
そこで今日は、グーグル広告の身元確認ついて、実施の流れや注意点について、ご紹介させて頂きます。
ー目次ー
グーグル広告の身元確認とは?
2020年、Googleは広告を出す方の身元確認を義務付ける方針を打ち出しました。
まずはアメリカの広告アカウントから身元確認が開始されました。
現在では、日本もグーグル広告を出すにあたり、身元確認が必須になっています。
突然グーグルから来るメールにドキッ!?
突然、以下のようなメールが届きますので、焦ってしまうかもしれません。
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送り主:
Google Ads (※adsとは広告という意味です)
メールタイトル:
広告の掲載を継続するには、2023/00/00 までに広告主様の適格性確認を開始してください
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2つの期限に注意!いずれも守らないと広告掲載ができなくなる・・・
この身元確認ですが2つの期限があり、混乱しやすいので注意が必要です。
1つ目の期限とは?
メールが届いてから30日以内に身元確認を開始しなければならない
2つ目の期限とは?
身元確認の手続きをスタートしてから30日以内に手続きを完了しなければならない
ややこしいですよね。
手続き開始さえすれば良いと誤解されがちですが、完了までにも期限が指定されていますのでご注意ください。
身元確認の手続きはどんな感じ?難しいの?
身元確認は、先程ご覧頂いたグーグルから届いたメールにある、「適格性確認を開始」というボタンを押すことで始めることができます。
グーグル広告ログインすると、以下のような確認画面が開きますので、「身元確認を開始する」を押します。
その後は、画面に従いながら、まずは選択式の質問が出てくるので回答します。
私が関与しているケースでは、いずれも、質問は以下の3つでした。
以上の3つの質問に回答したら、次は、事業所の住所や基礎情報を入力し、必要な資料を提出していきます。
グーグル広告の身元確認に必要な資料は?
2022~23年の初期までは、会社・事業所の基礎情報を入力するだけで提出資料が無くても完了できるケースが多かったです。
しかし、最近は手続きが厳格化され、身元証明に関する資料の提出が必須です。
提出する資料は個人事業主か法人かで異なります。
以下のいずれかをご用意頂く必要があります。
提出は写真画像でも構いません。
もちろんスキャンしたPDFデータでも可能です。
①個人事業主様の場合
・運転免許証
・パスポート
・個人番号カード
・居住許可証
運転免許証をご利用される方が圧倒的に多いです。
運転免許証は裏表のお写真が必要になります。
②法人様の場合(士業の法人様もこちら)
1つ目:組織についての確認資料
・会社設立証書または登録証明書
・税務署からの書類の抜粋
・納税証明書
・DUNS ナンバー証明書
謄本をご用意される方が多いです。
最近わかったことですが、法人番号公表サイトで自社の法人番号が記載されたページを印刷やPDF化した資料でも大丈夫なケースもありました。
まずは公表サイトの自社ページを試し、駄目なら謄本を提出するという順番がおすすめです。
2つ目:名前を記載した担当者についての資料
・運転免許証
・パスポート
・個人番号カード
・居住許可証
※個人事業主様の提出資料と一緒です。
運転免許証をご利用頂く場合が多いです。
表、裏の両方が必要になります。
身元確認資料の提出の流れ
それでは、実際の身元資料の提出手順についてご紹介します。
今回は、法人の場合をご紹介させて頂きます。
先程の3つの質問に回答したあと、以下の画面が出てきますので、「身元確認を開始する」を押します。
まずは組織に関する身元確認資料と、事業所情報を提出します。
次に、代表、又は担当者の個人情報に関する住所と確認資料を提出します。
以上を入力して完了です。
あとは、審査の結果を待ちます。
審査は数日で完了するケースがほとんどです。
身元確認の連絡が来たら早めの対応がおすすめ
突然来る身元確認のメールで焦ってしまうかもしれません。
必要な書類をご準備頂けば、手続き自体はそこまで難しくはありません。
期限内に終わらないと、広告の掲載が止まってしまいます。
つい後回しにしてしまう作業でもありますので、ご注意ください。
できるだけ、早目の対処をおすすめしています。
小予算で始められるグーグル広告!運用のコツとは?
小規模な予算から始められるのがグーグル広告の魅力です。
限られた予算で運営する際のキーポイントは、「クリック単価」を如何に低く保つかです。
この目的を達成するためには、次の2つの設定が推奨されます。
・キャンペーン最適化戦略として「クリック数最大化」を選択する
・希望する問い合わせ数を基に計算された上限クリック単価を設定する
以下の記事で解説していますので、ぜひご参考ください。
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もし、グーグル広告を自社で始めてみたいという方は、ゼマーケオンライの講座や、相談サポートもぜひご利用ください。
ゼマーケオンラインはこちら
本日も、最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。
著者Profile
解説:山本雄幸
マーケティング支援の㍿VentureForward代表取締役。
元々は税理士様の集客支援からスタートし士業、コンサル業様のサポート実績多数。
税理士業界では累計3,000件以上の顧問先獲得を支援。
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