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Wixでサイトを作ったあとに多くの人が直面する現実


Wixでサイトを作って、ついに公開。ここまで来るだけでも十分すごいことです。でも、公開した瞬間にこう感じる人が少なくありません。「あれ、ここから何をすればいいんだろう」と。


アクセスが増えない。問い合わせも来ない。更新も止まりがち。デザインや機能、費用のことも気になってくる。この状態になると、「自分のやり方が間違っていたのかも」と不安になりやすいのですが、実はこれはとても自然な流れです。公開後は、やることの種類が変わり、判断することが増えるからです。


この記事では、Wixでサイトを作ったあとに多くの人が直面する現実を、ひとつずつ整理します。そして、落ち込みすぎずに前へ進むために、つまずきを減らす考え方も合わせてお伝えします。

読み終えたときに、「今の状況は普通なんだ」と安心できて、次に何を優先すればいいかが見える状態になるはずです。


Wixでサイトを作ったのに、なぜモヤモヤするのか

Wixでサイトを作って公開できた。ここまで来るだけでも、十分すごいことです。それなのに、なぜか気持ちが晴れない。むしろ不安が増えた気がする。そんな“モヤモヤ”は、とてもよくある反応です。


この章では、「なぜそう感じるのか」をやさしく言葉にして、気持ちを落ち着かせるところまでを扱います。テクニックの話ではなく、まずは心の整理です。


公開がゴールだと思っていた(でも実際は“スタート”だった)

サイト作りって、最初は「公開できれば完成」と思いやすいです。実際、公開前はやることが分かりやすいからです。ページを作る、画像を入れる、文章を書く、整える。目の前のタスクをこなしていけば、前に進んでいる感覚が持てます。

でも、公開した瞬間に状況が変わります。公開は“終わり”ではなく、「人に見てもらうためのスタート地点」になります。


ここで起きやすいのが、このギャップです。


  • 公開前:自分の作業が中心(自分が進めれば前に進む)

  • 公開後:相手の反応が中心(相手が動いて初めて手応えが出る)


つまり、公開後は「頑張った分だけ成果が見える」わけではなくなります。この変化に気づかないと、頑張ったのに報われない感じが強くなって、モヤモヤにつながります。


やることが突然増えて、優先順位がつけられなくなる

公開したあとにしんどいのは、タスクが増えることそのものよりも、「何から手を付ければいいか分からない」状態になることです。


公開前は、ある程度“正解の順番”があります。でも公開後は、やれることが一気に広がります。


  • 文章を直したほうがいい気がする

  • 写真やデザインも気になる

  • スマホ表示も整えたい

  • お問い合わせ導線も不安

  • そもそも誰も来てない気がする

  • SNSもやったほうがいい?

  • ブログも必要?

  • 何か設定が足りない?


こうして頭の中が散らかってくると、手を動かす前に疲れます。そして、迷っているうちに時間だけが過ぎて、「今日も進まなかった…」という自己嫌悪が生まれます。


ここで知っておいてほしいのは、これはあなたの能力の問題ではなく、公開後は“やることが増える構造”になっているということです。だから、モヤモヤして当然です。


「自分だけうまくいってない気がする」が一番しんどい

一番つらいのは、他人と比べてしまうことかもしれません。


「Wixは簡単って聞いたのに、私は迷ってる」「作ったら問い合わせが来ると思ったのに、何も起きない」「みんなはうまくいってそうなのに…」


こう感じると、サイトの問題以上に、気持ちが削られます。


ただ、ここには見えにくい落とし穴があります。それは、他人の“途中”が見えないことです。


  • うまく見えるサイトも、実は何度も作り直している

  • 反応が出ている人も、裏でSNSや紹介や広告など別の動線がある

  • そもそも「反応が出るまでの期間」は人によってバラバラ


外から見えるのは完成形っぽいものだけなので、「自分だけ遅れてる」と錯覚しやすいんです。

ここだけは、強くお伝えしたいです。今のモヤモヤは、失敗のサインではなく、ちゃんと前に進んでいる人がぶつかる“自然な壁”です。


モヤモヤの正体を、いったん整理してみる

言葉にできない不安は、大きく感じます。逆に、名前をつけられると、少し落ち着きます。

ここまでの内容を、短く整理するとこうです。

よくあるモヤモヤ

起きていること

あなたに足りないものではない理由

公開したのに安心できない

公開がゴールではなくスタートに変わった

「成果=相手の反応」になり、感覚が変わるから

何をすればいいか分からない

選択肢が増えて優先順位が崩れた

公開後は“やれることが無限にある”構造だから

自分だけうまくいってない気がする

比較の材料が偏っている

他人の途中は見えず、進み方も人それぞれだから

この表のどれかに当てはまるなら、まずは「自分が弱いから」ではなく、状況のせいでそう感じていると捉えてみてください。それだけでも、次に進むエネルギーが少し戻ってきます。


公開したのに見てもらえない…集客の現実

Wixでサイトを公開したのに、アクセスが増えない。問い合わせも来ない。この状態は、ものすごく不安になります。


ただ、ここで知っておいてほしいのは、「見てもらえない=サイト作りに失敗した」ではないということです。多くの場合、公開直後に起きているのは「サイトの良し悪し以前の壁」です。

この章では、公開後に起きやすい集客の現実を、落ち込みすぎない形で整理します。


「作った=見つかる」ではない(待つだけだと起きやすいこと)

サイトを作るとき、心のどこかで「公開したら誰かが見つけてくれるはず」と期待してしまいます。でも現実は、公開しただけのサイトは、なかなか見つかりません。


理由はシンプルで、ネット上にはページが大量にあり、検索でもSNSでも、“見つけてもらうきっかけ”がないと埋もれやすいからです。


待っているだけだと、起きやすいことはだいたいこの3つです。


  • 検索で上に出てこない(そもそも表示される機会が少ない)

  • SNSに流しても一瞬で流れる(見た人がすぐ行動するとは限らない)

  • 知り合い以外が来ない(新規の入口が少ない)


これが続くと、「サイトって意味あるのかな…」と感じてしまいます。でも、これはあなたのサイトが悪いというより、公開直後は“入口がまだない”だけで起きることが多いです。


まずはここを、切り分けて考えてください。サイトは看板で、集客は呼び込みです。看板を立てただけで、必ず人が来るわけではない、というイメージに近いです。


アクセスが少ないと、判断材料がなくて迷いやすい

アクセスが少ない状態でつらいのは、改善しようにも材料がないことです。


例えば、こういう悩みが出ます。


  • 文章が悪いのかもしれない

  • デザインが見づらいのかもしれない

  • 価格が高いのかもしれない

  • そもそも需要がないのかもしれない

  • Wixが原因なのかもしれない


でも実際は、アクセスが少ないと、どれが原因か判断しづらいです。たまたま誰も来ていないだけなのに、サイト全体を大改造したくなってしまうこともあります。


この状態で大事なのは、結論を急がないことです。アクセスが少ないときは、反応が出ないのが普通です。普通だからこそ、焦って大きく変えるほど迷いが増えます。


ここで、気持ちを落ち着かせるために、よくある状況を整理しておきます。

状況

ありがちな受け取り方

実際に起きていること

ほとんど見られていない

サイトがダメなのかも

入口が少ないだけの可能性が高い

少し見られるが反応がない

内容が悪いのかも

見る人が少なく、判断できるほどデータがない

反応がゼロ

自分のサービスに価値がないのかも

まずは見つけてもらう回数が不足していることが多い

この表のどれかに当てはまるなら、まずは「サイトを作り直す」ではなく、判断できる材料を増やす方向で考えると、迷いが減ります。


反応が出ない原因は“サイトの出来”だけではない

反応が出ないと、どうしても「サイトが良くないからだ」と思いがちです。もちろんサイト側の改善で良くなることもあります。


でも、反応はサイトだけで決まるものではありません。サイト以外の要素が原因になっていることも、かなり多いです。


たとえば、こんなパターンがあります。


  • そもそも見られていない(入口の問題)

  • 見た人が今すぐ必要としていない(タイミングの問題)

  • 比較検討の途中で離脱している(信頼や決め手の問題)

  • 見に来る人がズレている(ターゲットの問題)

  • 行動のハードルが高い(問い合わせが重い、入力が面倒など)


ここでのポイントは、「反応がない=サイトが悪い」と決めつけないことです。

むしろ、反応がないときに一番つらいのは、全部を自分のせいにしてしまうことです。そうすると、直す場所が無限にあるように感じて、動けなくなります。


だからまずは、こう整理してください。


  • サイトの出来の問題かもしれない

  • でも同じくらい、入口やタイミングの問題かもしれない

  • さらに、見に来る人とのズレが原因かもしれない


こうやって可能性を分けるだけで、「全部直さなきゃ」という苦しさが減ります。公開後に反応が出ないのは珍しいことではありません。焦らず、まずは現実を知って落ち込みを減らすところからで大丈夫です。


問い合わせが増えない…導線の現実

アクセスが少しずつ増えてきた。ページも見られている。それなのに、問い合わせが増えない。ここで一気に不安になります。


「見られているのに反応がない」は、サイト運用でいちばん心が折れやすい場面です。でも、ここにもよくある理由があります。多くの場合、原因は「サービスがダメ」ではなく、次の一歩がうまく設計されていないだけです。


この章では、問い合わせが増えないときに起きやすい導線のズレを、やさしく整理します。


見られても、次の行動が分かりにくいことがある


人は、ページを見た瞬間に「よし、問い合わせよう」とはなりません。多くの場合、頭の中はこんな感じです。


  • これって自分に関係ある?

  • どんなことをしてくれるの?

  • いくらぐらい?

  • ちょっと相談してもいい?

  • いきなり申し込むのは怖い


ここで、ページの中に「次に何をすればいいか」がはっきり置かれていないと、迷って閉じてしまいます。つまり、内容は読まれても、行動に移す“道”が見えない状態です。


よくあるのは、次のようなパターンです。


  • 問い合わせボタンが見つけにくい(下まで読まないと出てこない、色が目立たないなど)

  • どこを押すと何が起きるのか分からない(資料請求?相談?申し込み?)

  • 問い合わせのハードルが高い(いきなり「契約前提」っぽく見える)

  • スマホだとボタンが小さい/押しづらい


ここで大事なのは、読者は「熱意100%」の状態で見に来ていないという前提です。だからこそ、迷わない導線が必要になります。


もし今「見られているのに問い合わせが少ない」と感じるなら、まずはここを疑って大丈夫です。あなたのサービスの価値ではなく、次の行動が伝わっていないだけかもしれません。


サービス内容が伝わっていても、決め手が足りないことがある

「何をしてくれるか」は伝わっている。それでも行動に移らないのは、読者の頭の中でこの最後の一言が残っているからです。


「で、ここに頼む理由は何だろう?」


ここで必要なのが、決め手です。決め手というと大げさに聞こえるかもしれませんが、要するに「安心して一歩踏み出せる材料」です。


決め手が足りないと、読者はこう動きます。


  • いったんブックマークして、結局忘れる

  • 他のサイトも見て、どこも決めきれない

  • なんとなく不安で離脱する


決め手としてよく効くのは、こういう要素です。


  • どんな人が対応するのか(顔やプロフィール、考え方が分かる)

  • これまでの実績や事例(数字がなくても「どんな支援をしたか」が分かる)

  • 料金の考え方(目安があるだけで安心する)

  • 相談の流れ(何を準備して、どう進むかが分かる)

  • よくある不安への先回り(しつこく営業されないか、断っていいか など)


ここでのポイントは、サービスの説明を増やすことではなく、安心材料を足すことです。説明は足りているのに決まらないときは、情報量ではなく「背中を押す要素」が不足していることが多いです。


「誰の何を解決するか」がぼやけると反応が落ちやすい

問い合わせが増えないとき、見落とされがちなのがここです。ページの内容が丁寧でも、読者がこう感じてしまうと反応は落ちます。


  • 自分向けなのか分からない

  • 何が解決できるのかがぼんやりしている

  • 良さそうだけど、決めきれない


これは「誰の何を解決するか」がぼやけているサインです。

たとえば、次のような表現はやさしく見える反面、相手の頭に残りにくいことがあります。


  • 幅広く対応しています

  • 丁寧にサポートします

  • お気軽にご相談ください


悪い言葉ではありません。ただ、これだけだと「で、自分は何がどう変わるの?」が残りやすいです。

ここは、言い方を少しだけ具体的にするだけで反応が変わりやすいポイントです。考え方はシンプルで、次の3点を言葉にすることです。


  • 誰に(どんな人に向けて)

  • 何を(どんな悩みを)

  • どう解決するか(どう進めるのか、何が得られるのか)


もし自分のサイトを見返して、「いいことは書いてあるけど、誰向けか一言で言えない」と感じたら、反応が落ちている原因はそこかもしれません。


ここまでを、短く整理します。問い合わせが増えないときは、まず次のどれかに当てはまることが多いです。

起きていること

ありがちな状態

まず疑っていいポイント

見られているのに反応がない

次の行動が分かりにくい

ボタンの位置、文言、押した後に何が起きるか

内容は伝わっていそうなのに決まらない

決め手が足りない

安心材料(人・流れ・料金目安・不安の先回り)

なんとなく良いけど刺さらない

誰の何を解決するかがぼやけている

対象と悩みを具体化して一言で言えるか

ここまで読んで、「自分のサービスが悪いのかも」と感じた方ほど、いったん安心してください。問い合わせが増えない原因は、能力やWixのせいではなく、導線の小さなズレであることがよくあります。


更新が止まる…運用の現実

公開した直後はやる気があるのに、気づくと更新が止まっている。「やらなきゃ」と思うほど、手が重くなる。これは本当によくあることです。


ここで一番つらいのは、「続かない自分がダメなんだ」と思ってしまうことです。でも、更新が止まる理由は、気合い不足よりも、もっと現実的なところにあります。多くの場合、問題はあなたではなく、続けるための仕組みがないことです。


更新できないのは意志が弱いからではない(仕組みの問題)

更新が止まるのは、意志が弱いからではありません。むしろ、まじめな人ほど止まりやすいです。なぜなら、こう考えてしまうからです。


  • ちゃんと直してから出したい

  • 変えるなら全体を整えたい

  • ミスがあったら恥ずかしい

  • もっと良い書き方がある気がする


こうして「良いものにしたい」が強いほど、更新のハードルが上がります。結果として、更新が“作業”ではなく“決断”になります。


そして、決断が必要な作業は、忙しい日ほど後回しになります。だから、止まるのは自然です。


ここで大事なのは、更新を「気合いでやるもの」ではなく、迷わず手が動く形に落とすものとして考えることです。続かないときは、根性ではなく、仕組みを変えるタイミングです。


触るたびに迷うポイントが増えて、手が止まりやすい


久しぶりにWixを開いたとき、こんな気持ちになることはありませんか?


  • どこを触ればいいか忘れている

  • 何を変える予定だったか思い出せない

  • 触ったら崩れそうで怖い

  • つい他の部分も気になってしまう


この「迷い」が増えるほど、更新は止まります。


更新は、実は“内容”よりも“入口”で止まりやすいです。つまり、「何をどこからやるか」が決まっていないと、編集画面を開いただけで疲れます。


さらに、久しぶりに触ると、気になるところが増えます。


  • 文字のサイズが気になる

  • 画像が古い気がする

  • ボタンの位置も直したい

  • スマホ表示も確認したい


こうなると、当初の目的(小さな更新)を忘れて、全体改修の気分になります。その結果、「今日は無理だ」と閉じてしまう。これが止まる流れです。


だからこそ、更新を続けるには、迷いを減らす工夫が必要です。大げさな仕組みではなく、迷いが起きるポイントを先に潰すだけで、進みやすくなります。


続く人は「更新ルール」を小さく決めている

更新が続く人は、モチベーションが高い人というより、迷わないルールを小さく持っている人です。

ここでいうルールは、立派な運用計画ではありません。たとえば、こんなレベルで十分です。


  • 更新は「月2回」だけやる

  • 1回の作業は「30分まで」

  • 直すのは「1ページだけ」

  • 触るのは「文章だけ(デザインは触らない)」

  • 迷ったら「よくある質問を1つ追加」

  • 新しい記事は無理なら「見出し1つだけでもOK」


こういうルールがあるだけで、更新は「やるかどうか」ではなく「決まった作業」になります。続くかどうかは、熱量よりも、判断の回数が減るかどうかで決まります。


ここで、すぐ使える形にまとめておきます。自分に合いそうなものを1つだけ選ぶイメージで大丈夫です。

ルールの種類

効果

回数を決める

月2回だけ更新する

迷いが減り、止まりにくい

時間を決める

1回30分まで

完璧主義で長引かない

範囲を決める

1ページだけ直す

全体改修に発展しない

触る場所を決める

文章だけ、画像だけ

崩れる不安が減る

迷ったときの型を決める

FAQを1つ足す

手が止まらない

大事なのは、ルールを増やさないことです。最初は1つで十分です。ルールが多いと、それ自体が負担になります。


この章で伝えたいことを、最後に一言でまとめるならこうです。更新が止まったときは、自分を責めるより、迷わない形に直すほうが早い


デザインが終わらない…見た目の現実

サイトを作っていると、最後に残りやすいのがデザインです。「ほぼできた」と思っているのに、見れば見るほど気になるところが増える。直したら別のところが気になる。結果、ずっと終わらない。

この状態は、センスがないからでも、Wixが難しいからでもありません。見た目は、いくらでも良くできるからこそ、終わりを自分で決めないと終わらないという性質があるだけです。


こだわるほど、いつまでも“完成しない感”が出やすい

デザインが終わらない人ほど、むしろちゃんと見ようとしている人です。そして、ちゃんと見ようとすると、必ずこうなります。


  • 余白が気になる

  • フォントがしっくりこない

  • 色が少し強い気がする

  • 画像の雰囲気がバラバラに見える

  • もう少し“いい感じ”にできそう


ここで起きているのは、完璧主義というより、基準が増えていく現象です。最初は「読める」「崩れてない」でOKだったのに、途中から「美しい」「統一感」「ブランドっぽさ」まで気になってきます。


しかもデザインは、良し悪しが数字で判断しにくいです。だからこそ、少し直しても「本当に良くなったか分からない」まま、微調整が続きます。


もし今、デザインが終わらなくて苦しいなら、まずこれだけ覚えておいてください。デザインが終わらないのは、あなたがダメなのではなく、見た目の作業が“終わりにくい種類”だからです。


パソコンで良くても、スマホで崩れて見えることがある

Wixで作っていると、パソコンで見たときはきれいなのに、スマホで見ると違和感が出ることがあります。これはよくあることです。


スマホは画面が小さく、表示のされ方も変わります。その結果、次のようなことが起きやすいです。


  • 文字が詰まって見える

  • 余白が広すぎたり、逆に狭すぎたりする

  • 画像が大きく見えすぎる/切れて見える

  • ボタンが押しにくい位置にある

  • 要素の順番が意図と違って見える


ここで大事なのは、「崩れた」と感じるとき、実際は壊れているのではなく、見え方の前提が変わっているだけということです。パソコンの感覚で作ると、スマホでは別物に見える。これは普通です。


そして、ここでハマりやすい罠があります。スマホを直し始めると、パソコン側も気になって、両方を行ったり来たりして終わらなくなる、という流れです。


だから、スマホ調整はこう考えると気持ちがラクになります。スマホは“きれい”より“読みやすい”を優先する。細かい見た目より、読めるか、押せるか、迷わないか。ここが整っていれば十分です。


見た目は“あとで直せる”前提にすると気持ちが軽くなる

デザインで苦しくなる最大の理由は、「今ここで完成させないといけない」と思ってしまうことです。でも実際は、見た目はあとで直せます。何度でも直せます。


むしろ、公開してみて初めて分かることがあります。


  • どのページが見られているか

  • どこで離脱されているか

  • どの導線が使われているか


つまり、公開前に完璧に整えるより、動きながら直していくほうが自然です。


ここで、デザインを終わらせるための考え方を、現実的な形にまとめます。「今の自分にできそう」と思える基準を1つ選ぶだけでOKです。

つらくなる考え方

気持ちが軽くなる置き換え

まずやること

完璧に整えてから出したい

まず読める形で出して、反応を見て直す

直す場所を1ページに絞る

もっと良くできる気がする

“十分”の線を決める

フォント・色・余白のどれか1つだけ触る

スマホが気になって止まる

スマホは読みやすさ最優先

文字が読めるか、ボタンが押せるかだけ確認する

最後に、これだけは強調しておきます。デザインは、こだわるほど終わりません。だからこそ「今はここまで」を決めた人から前に進めます。


見た目の完成度が100点じゃなくても、サイトは役に立ちます。「あとで直せる」を前提にすると、気持ちがぐっと軽くなります。


機能を増やすほど難しくなる…拡張の現実

Wixでサイトが形になってくると、「もっと便利にしたい」「もっとそれっぽくしたい」という気持ちが出てきます。予約、チャット、フォーム、会員機能、ネットショップ、ブログ、メルマガ、分析ツール…。できることが多いのはWixの強みです。


ただ同時に、ここでつまずく人も増えます。機能を足した途端に、急にやることが増えて、分からないことも増えて、疲れてしまう。これはとてもよくある流れです。


この章では、「拡張が難しく感じる理由」と「疲れにくい考え方」を整理します。


「便利そう」で追加すると、管理が増えて疲れやすい

機能を増やしてしんどくなる一番の原因は、機能そのものが難しいからではありません。追加した瞬間に、管理するものが増えるからです。


たとえば、便利そうだからチャットを付けた。すると、次のような“見えない仕事”が増えます。


  • 返信のルールを決める(いつ返す?誰が返す?)

  • 通知が増える(見落とすストレスが増える)

  • 返せないときの不安が出る(常に気になる)

  • 返信内容を整える必要が出る(言い方を迷う)


予約機能も同じです。入れて終わりではなく、時間枠、受付条件、キャンセル対応など、運用の判断が増えます。


つまり、「便利そう」=「作業が減る」とは限りません。むしろ、追加するときほど、やることが増える前提で考えたほうがラクです。


ここでのポイントはこれです。機能は、サイトを便利にするだけでなく、自分の負担も増やす可能性がある。だから、気軽に足すほど疲れやすくなります。


アプリや機能の選択肢が多く、決めきれなくなる

Wixは選択肢が多いので、「何を選べばいいか分からない」で止まりやすいです。特に拡張のタイミングでは、こうなりがちです。


  • 似た機能がいくつもあって迷う

  • どれが正解か分からない

  • 比較し始めると時間が溶ける

  • 一度入れたら戻せない気がして決められない


ここで苦しくなる理由は、選ぶ基準が曖昧なままだからです。「良さそう」「人気そう」「便利そう」で比べ始めると、決め手がなくなります。


さらに、機能は入れてみないと分からない部分も多いです。だから、調べれば調べるほど迷う、という現象が起きます。


この段階では、知識の問題ではなく、判断軸がないことが問題になっています。だから、追加前にやるべきことは「詳しく調べる」より、判断軸を一つ作ることです。


追加する前に「目的を1行で言えるか」が分かれ目になる

拡張で失敗しにくい人は、機能に詳しい人ではありません。追加する前に、これをやっています。

「なぜそれを入れるのか」を1行で言える状態にする


これができると、迷いが一気に減ります。逆に、ここが言えないまま入れると、後からこうなります。


  • 入れたけど使ってない

  • 設定が面倒で放置

  • 管理が増えて嫌になる

  • 何のために入れたか分からない


1行の目的は、難しく考えなくて大丈夫です。むしろ短いほうが効きます。


例として、こういう形です。


  • 「問い合わせ前の不安を減らすために、よくある質問を見せたい」

  • 「営業時間外でも連絡できる窓口を作りたい」

  • 「予約のやり取りを減らして、日程調整を楽にしたい」

  • 「資料請求を増やしたい」


ここで大事なのは、目的が「機能」になっていないことです。「チャットを入れたい」ではなく、チャットで何を解決したいのかです。


追加前のチェックとして、使いやすい形にまとめます。


追加したくなる気持ち

追加前に言い換える1行

追加判断がラクになる理由

便利そうだから入れたい

何の負担を減らしたい?何を増やしたい?

目的が明確だと機能が絞れる

みんなやってるから不安

自分のサイトで必要な“次の一歩”は何?

他人基準から自分基準になる

どれが良いか決められない

これを入れたら、何が1つ改善する?

比較軸ができて決めやすい

最後に、この章の結論を一言でまとめます。機能は増やせるけれど、増やすほど管理が増える。だから追加前に目的を1行で言えるかが分かれ目です。


これができるだけで、拡張で疲れにくくなります。


無料のつもりが迷う…費用とプランの現実

Wixは無料でも始められるので、「まずは0円でいけそう」と思いやすいです。実際それは間違いではありません。最初の一歩として、無料で試せるのは大きなメリットです。


ただ、作っていくうちに「ここから先どうする?」が出てきます。無料で続けるか、有料にするか。どのプランがいいのか。ここで迷う人はとても多いです。


この章では、費用で迷いやすいポイントと、焦らない考え方を整理します。


独自ドメイン・広告表示などで、悩みどころが出てくる

無料で作れる一方で、運用していると「気になる点」が出てきます。代表的なのは次のようなものです。


  • URLが独自ドメインではない状態になっている

  • 広告が表示される

  • 機能面で制限があると感じる場面が出る

  • 決済や予約など、やりたいことが増えてくる


ここで大事なのは、これらは「欠点」ではなく、無料で試せる代わりの条件だということです。無料は“お試し”としてとても優秀ですが、仕事や集客のために本格運用する段階では、判断が必要になる場面が出てきます。


そして悩む理由は、「どれが正解か」ではなく、今の自分に必要かどうかが分からないからです。この迷いは、とても自然です。


必要になるタイミングは人それぞれ(焦って決めなくていい)

プラン選びでつらいのは、周りと比べて焦ってしまうことです。


  • みんな独自ドメインにしている気がする

  • 早く有料にしないと信頼されない気がする

  • いま決めないといけない気がする


でも、必要になるタイミングは本当に人それぞれです。例えば、次のように状況が違います。


  • まず試して、作れるかどうかを確かめたい人

  • すでに事業が動いていて、今すぐ問い合わせがほしい人

  • 名刺代わりのサイトが欲しい人

  • 予約や決済まで含めたサイトが必要な人


だからこそ、プランは「最初に完璧に決めるもの」ではなく、必要になったら上げるもので大丈夫です。


迷ったら、こう考えると気持ちがラクになります。今は“必要な条件が出たら切り替える”でOKです。


固定費が積み上がらないように“上限”を決めておく

費用で失敗しやすいのは、最初のプラン選びよりも、あとから固定費がじわじわ増えることです。


  • 便利そうな機能を追加していたら、いつの間にか月額が増えていた

  • 使っていないサービスも惰性で払い続けていた

  • 必要以上に上のプランを選んで、プレッシャーになった


こうなると、サイト運用が「楽しい」ではなく「負担」になりやすいです。だからおすすめは、最初に金額を決めることではなく、固定費の上限を決めることです。


上限が決まると、判断が一気にラクになります。


  • 上限内ならOK → 迷いが減る

  • 上限を超えるなら保留 → 衝動的に増やさない

  • 上限内で工夫する → 続けやすい


ここで、迷いを減らすための整理表を置いておきます。


迷いやすいポイント

ありがちな不安

いったんの考え方

独自ドメインにするか

信頼されないかも

必要になったら切り替えでOK。まずは試して判断材料を増やす

広告表示が気になる

すぐ有料にすべき?

誰に見せるサイトかで変わる。身内向け・試作なら急がなくていい

プランが多くて選べない

どれが正解?

今やりたいことに必要な範囲だけで選ぶ。未来の不安で盛らない

固定費が増えそう

続けられるか心配

上限を決める。上限を超える追加は、いったん保留する

最後に、この章の結論を短くまとめます。


Wixは無料で始められるが、運用していくと費用の判断が必要になる場面が出てくきます。

だから焦らず、必要になったタイミングで切り替え、固定費の上限を先に決めておくということが大切です。


つまずきを減らすための、やさしい考え方

Wixでサイトを作ったあとにしんどくなる理由は、能力やセンスの問題ではなく、やることが多くて判断が増えるからです。だからこそ、つまずきを減らすコツは「頑張り方」ではなく、考え方の順番を整えることにあります。


この章では、迷いやすい状況でも前に進みやすくなる、やさしい整理の仕方を3つ紹介します。


「目的 → 優先順位 → やらないこと」の順で整理する

更新や改善で迷うとき、いきなり「何を直すか」から考えると、だいたい沼にはまります。理由は簡単で、直せる場所が多すぎるからです。


おすすめの順番はこれです。


目的 → 優先順位 → やらないこと


最初に決めるのは、やることではなく目的です。目的が決まると、優先順位が決まり、最後に「今はやらないこと」が決まります。


ここでのポイントは、やらないことを決めると気持ちがラクになる、という点です。やらないことが決まっていないと、ずっと「本当はあれも…」が頭に残り続けます。


考え方を、すぐ使える形に落とすとこうなります。


迷っている状態

自分に聞く質問

どこを直せばいいか分からない

今いちばん欲しい結果は何?(例:問い合わせ、信頼、閲覧数など)

直したいところが多すぎる

その目的に一番近いページはどれ?

やるほど疲れる

今は触らない場所を決めるならどこ?

目的は立派じゃなくて大丈夫です。「まずは問い合わせを1件」「サービス内容が伝わるようにしたい」みたいな短い言葉で十分です。


一気に変えない。小さく直して反応を見る


サイト改善でつまずきやすいのは、「どうせ直すなら全部良くしよう」と思ってしまうことです。気持ちは自然ですが、ここで一気に変えると、次の問題が起きやすくなります。


  • どの変更が効いたのか分からなくなる

  • 直したのに反応が変わらないと、全部が無意味に感じる

  • 工数が増えて疲れて続かない


だからこそ、基本はこれでOKです。小さく直して、反応を見る

小さく直すとは、たとえばこんな範囲です。


  • 1ページだけ直す

  • 1つの見出しだけ直す

  • ボタンの文言だけ変える

  • よくある質問を1つ追加する

  • 冒頭の説明を短くする


小さく直すと、失敗してもダメージが小さく、続けやすいです。そして何より、反応の違いが分かりやすくなります。


ここで大事な考え方は、サイトは一発で完成させるものではなく、育てるものだということです。育てるなら、一気に改造するより、小さく手入れする方が自然です。


迷ったら“見てもらう”のが早い(抱え込まない

サイトは、自分一人で見ていると、どうしても判断がズレます。理由はシンプルで、作った人は中身を知りすぎているからです。


  • 何を伝えたいか分かっている

  • どこに何があるか知っている

  • どんな流れで読んでほしいか決めている


でも、初めて見る人は違います。だから、迷ったときほど、第三者に見てもらうのが早いです。

見てもらう相手は、専門家じゃなくても大丈夫です。むしろ、ターゲットに近い人、または率直に言ってくれる人のほうが参考になります。


見てもらうときは、細かい感想を求めるより、質問を3つに絞るとラクです。


  • このサイトは何のサイトに見える?

  • 何をしてくれるサービスだと思う?

  • 次に何をすればいいと思った?


この3つにスッと答えてもらえないなら、改善のヒントが見えます。逆に、ちゃんと伝わるなら、あなたが不安に思っているほど問題はない可能性もあります。


最後に、この章の結論を一言でまとめます。

つまずきを減らすコツは、目的を先に決めて、やることを絞り、小さく直して、迷ったら人に見てもらうことです。


よくある質問(公開後に出やすい悩み)

公開したあとに出てくる悩みは、だいたい似ています。ここでは、特に聞かれやすい3つを、安心できる形で整理します。


どれくらいで反応が出るもの?

正直なところ、一概に「何日で出ます」とは言えません。反応の早さは、サイトの出来だけでなく、次のような条件で大きく変わるからです。


  • もともと知っている人がいるか(SNSや紹介など)

  • サービスが「今すぐ必要」になりやすいものか

  • 地域性や季節性があるか

  • 競合が多いか

  • どれくらい継続して発信・改善するか


ただ、「目安がないと不安」という方も多いので、考え方としての目安を置きます。大切なのは、日数よりも「今どの段階か」を見分けることです。

今の状態

起きやすいこと

まず見るポイント

ほとんど見られていない

反応が出ないのが普通

見つけてもらう入口があるか

少し見られている

反応が出たり出なかったりする

次の行動が分かりやすいか

見られているのに反応がない

不安が強くなる

決め手や安心材料が足りているか

この表のどこにいるかで、やることが変わります。そして、ここで一番伝えたいのはこれです。


反応がすぐ出なくても、あなたのサービスが悪いとは限りません。まずは「見られているか」と「行動しやすいか」を分けて考えるだけで、不安はかなり減ります。


何から直せばいいか分からないときは?

直すところが多すぎて迷うのは普通です。このときにおすすめなのは、全部直すのではなく、最初の一手を固定することです。


迷ったときの最初の一手は、次のどれかでOKです。


  • 一番見られているページを1つだけ直す

  • 一番大事なページ(サービス紹介など)を1つだけ直す

  • 問い合わせまでの流れが分かるようにする(次の行動を置く)


ポイントは、直す場所を「1つ」に絞ることです。1つに絞ると、気持ちがラクになり、作業が進みます。


もし「どこが見られているか分からない」場合は、いったんこれで大丈夫です。


  • サービスの説明ページ

  • 問い合わせページ(または問い合わせ導線のあるページ)


この2つは、反応に直結しやすい場所です。


そして、直すときは大改造ではなく、まずは小さくでOKです。たとえば、こんな変更でも十分意味があります。


  • 冒頭の1〜2行を「誰向けか」が分かる文章にする

  • ボタンの文言を具体的にする(例:相談する、問い合わせる など)

  • よくある質問を1つ追加する


迷ったら、最後はこの一言に戻してください。まず1ページ、まず1か所。小さく直して反応を見る。


自分で続けるべき?誰かに頼るべき?

この悩みもとても多いです。結論から言うと、どちらが正解というより、頼るべき“場面”があるという考え方がラクです。


自分で続けやすいのは、次のようなケースです。


  • 直したい点が具体的に分かっている

  • 小さく改善する時間が取れる

  • まずは試行錯誤したい

  • すぐに大きな成果が必要という状況ではない


逆に、誰かに頼ったほうが早いのは、次のようなケースです。


  • 何を直せばいいかがずっと分からない

  • 作業する時間が取れず、止まってしまっている

  • 第三者の目で客観的に見てほしい

  • 早めに形にして進めたい(期限がある)


判断をシンプルにするために、目安を表にします。


今の状況

おすすめ

理由

やることが見えている

自分で続ける

手が動くならコストをかけずに前に進める

迷いが強くて止まっている

一度見てもらう

自分の中だけで考えるほど判断が重くなる

時間が取れない

頼る選択もあり

更新が止まるほど機会損失になりやすい

早めに成果を出したい

頼る選択もあり

近道が必要なタイミングがある


ここで大切なのは、「全部を任せる」か「全部を自分でやる」かの二択にしないことです。たとえば、最初だけ方向性を見てもらうでも十分です。


迷うのは普通です。公開後に悩むのは、ちゃんと前に進んでいる証拠です。

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